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2008年2月の4件の記事

2008年2月24日 (日)

今週買った本(2/17~2/23)

 土曜の午後、午前中は晴れていたのに、いきなり午後になって吹雪です。雪はちらつく程度なんですが、どっと風が吹いて乾いた雪が舞いました。
 冬のあがきですね。もう一暴れしてやろうというんだな。
 しかも日曜になったら10cmぐらいの雪になってる。

 その晴れた土曜日の午前中、駅前の献血センターに、400ml献血に行ってきました。
 会社に最近献血車が来ないので、そろそろ行ってみようかな、と。
 ここは初めてなんですが、やたら低姿勢でかえって困りました。

 もっと事務的でいいよ。そんなにまつわりつかれちゃ、気ぜわしくてかなわん。(笑)

 
  今週買った本
 
時の娘  ジョセフィン・テイ 期待度C
時の娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫 51-1) てな訳で(なんだよ)、リチャード三世がらみでこの本を買ってしまいました。
 古本屋とは面白い。
 いちおう、本屋さん経由で真面目に注文は出したんですけどね。在庫がないのか結局来なかったんですよね。
 発注のタイミングが悪いとこういう事もある。
 
アジアの海の大英帝国―19世紀海洋支配の構図
 横井勝彦 期待度C
アジアの海の大英帝国―19世紀海洋支配の構図 東洋史ってのは、鐵太郎の守備範囲からはちょっと離れていますね。特に近代史は。
 中国史とか、日本史のつまみ食いはしているんですけど。
 イギリス史との絡みで、ちょっと読んでみようかな。
 そういえば、お隣の某国との「友好掲示板」ってのに顔を出しているので、お隣の半島史も興味を持ってしかるべきだとは思うんですが、まことに失礼ながら、あそこの歴史には興味が湧かない。
 あれってあんまり面白くないんだもの。
 困ったもんだなぁ。

 あ、そうそう。韓国語ってのは日本語と非常に似ているのです。文法も近い。
 しかし、文化や精神構造は大きな差がある。
 似ているだけで、共通点にばかり目が行って、話せばわかるはずだと錯覚しちゃあいけませんよ。
 そして、わかり合えることより、違うことの方が重要なのです。

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2008年2月17日 (日)

今週買った本(2/10~2/16)

 そういえば、2月も半ばです。寒さもピークは越えたころですよね。
 ふと気がついたんですが、今年も水道が凍るような寒さにはならなかったような気がする。
 寒いときはいちおう水道の水抜きするんですけど、今日気がついたらしていないのに平気。温暖化はじわじわと進行していますね。

 やっぱり、北海道の土地を買い占めておいた方が良いだろうか?
 20年後ぐらいに、北海道が日本の大穀倉地帯になるという説があるんですよね。(爆笑)

  今週買った本
 
世界でもっとも美しい10の科学実験  ロバート・P・クリース 期待度C
世界でもっとも美しい10の科学実験 歴史上のさまざまな科学的な発見や、科学法則の確立に当たって、見事にそれを証明したエレガントで決定的な実験を10選んで解説した本です。
 世界の大きさを測る方法。重力の実験。プリズムによる太陽光の分割。地球の重さを測る実験。電子を見る実験。

 現代の理数系の学生だけではなく、ある意味で一般の人々の常識になっている知識は、最初は非常識でした。それが頭言う過程を経て、あたりまえの常識になったのか。
 
科学とは、美しくなければいけない  そう考えた人もいます。ある意味、賛成です。

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2008年2月10日 (日)

今週買った本(2/3~2/9)

  今週買った本
 
日本の歴史 2 日本の原像  平川南 期待度C
全集 日本の歴史 2 日本の原像 新しい日本史の第二巻です。
 著者は、現在は山梨県立博物館館長である平川南さん。
 今回の時代は、倭国といわれた古代国家からだいたい10世紀あたりまで。
 
 
メールストロームでの邂逅 (ローダン344)   フォルツ&フランシス 期待度B
メールストロームでの邂逅 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-344 宇宙英雄ローダン・シリーズ 344) ローダン344。
 読むのは、いつになる事やら。(笑)
 
ランドックの刻印 グイン119)  栗本薫  期待度B
Photo グイン・サーガ119巻です。順調に続いていますね。
 なんだか、SFタッチになっておりますなぁ。剣と魔法をなんとか説明しようとすれば、SFするしかないのだろうけどねぇ。

 さてさて、あとがきによると栗本さんなんと「胆管閉塞」から「黄疸」をひきおこし、結局「下部胆管癌」になっていたとか。
 そく入院となって、まず3週間かけて胆管を直してからいったん退院した後で、このあとがきを書いている07年12月8日現在、あす開腹手術のために入院予定だとか。
 「術語5年生存率は40%」とあっけらかんと言うこのタフさは、たいしたものかなぁ。

 ご本人のホームページによると無事退院されたようですが、どうなのかな。ご健康をお祈りします。

 これが、グイン・サーガの「終わりの始まり」なんだろうなぁ、とちょっと考えました。

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2008年2月 3日 (日)

今週買った本(1/27~2/2)

  今週買った本
 
ハプスブルク帝国の情報メディア革命―近代郵便制度の誕生  菊池 良生  期待度B
ハプスブルク帝国の情報メディア革命―近代郵便制度の誕生 (集英社新書 425D) (集英社新書 425D) ハプスブルク帝国への切り口を、情報、それも郵便制度に求めた面白い本です。
 こういう視点もありか。
 グーテンベルクの活版印刷がもたらしたものは、その当時にはなにもなかった、とか、いろいろ面白い切り口ですね。
 
技術開発のエースたち―小さな現場から生まれた世界初  前間 孝則  期待度B
技術開発のエースたち―小さな現場から生まれた世界初 日本のもの作りとはなにか。ある種の日本人が持っている力とは何か。
 アシモを作ったホンダ、世界最小の飛翔ロボットを作ったセイコーエプソン、水蒸気で調理するオーブンを作ったシャープ、H2Aロケットで不敗神話を再建したJAXA。それから、それから。
 みんなもっと元気になろうよ、と叫んでいるような本です。
 
ブラッカムの爆撃機―チャス・マッギルの幽霊/ぼくを作ったもの  ロバート・ ウェストール  期待度A
ブラッカムの爆撃機―チャス・マッギルの幽霊/ぼくを作ったもの この本は、実は児童書です。
 ルビが振ってあるし、語り口も児童書そのもの。
 でも、優れた児童書である証拠に、大人が読んでも面白い。
 「ブラッカムの爆撃機」は、第二次大戦のイギリスで、空軍兵として爆撃任務に就いた若い青年たちの出会ったものの話。
 そのほかに、「チャス・マッギルの幽霊」と、「ぼくを作ったもの」という二つの短編が入っています。

 ついでに引きの文句を言っておきますと、復刊されたこの本には、なんと合計24ページにもなる、この本へのオマージュとも言えるような、宮崎駿氏のフルカラーの漫画がついています。内容を説明すると言うより、この本に触発されて描いてみたくなったという感じですね。

 この本は、ネット上で知りました。ぜひ読んでみてよ、というカキコに惹かれて買いました。後悔しないで良さそうです。
 
[テメレア戦記] I 気高き王家の翼  ナオミ・ノヴィク  期待度B
[テメレア戦記] I 気高き王家の翼 「竜が出るんだよ! 竜の卵が孵るんだよ!」
 「ナポレオン戦争時代の英国海軍が舞台のファンタジーなんだよ!」
 「どさくさまぎれに、日本の元寇の話まで出るんだよ!」
 「面白いんだよ!」

 ムアコックの連続で、いささかファンタジーに疲れていた鐵太郎なのですが、ネット上の畏友に何度も言われているうちに、とうとうその気になってしまいました。意志薄弱です。(笑)

 本屋で見かけてしまい、ちらっと読んだら、ほうなかなか。
 買っちゃった自分をミーハーと言うべきか、なんというべきか。(笑)

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