今週買った本(4/13~4/19)
うーん、国際問題はやっぱり面倒だなぁ。
結局善光寺は辞退か。まあ、それもしかたがない。安全第一ですもんね。
とりあえず、世の中がみんな、
「これが正義だ! これに従うのが人として正しい道だ!」
と言いだすことになったら、疑ってしまう鐵太郎です。
可哀想だから、という言葉で涙を絞るのはいいけれど、その言葉で世界が動いてはいけないと思いますよ。
ちょうど、感想書いていた本に米西戦争のことがありました。
あの人たち、可哀想だよね。助けようよ。ぼくたちの力で政府を動かそうよ。
そう叫んだ新聞に踊らされ、アメリカはスペインに無意味な戦争を仕掛け、勝利しましたっけ。
歴史は、面白いよね。
今週買った本 | ||
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乃木希典 福田和也 | ||
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「山下奉文」を書いた福田和也氏の描いた乃木希典。 行け行けドンドンの指揮官だけでいいのか、こんな不器用な、無私奉公しかできなかった木訥な男を見直してみようよ、というような書き方が、ちょっと気に入りました。 | |
台湾沖航空戦―T攻撃部隊 陸海軍雷撃隊の死闘 神野正美 | ||
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台湾沖航空戦とは、太平洋戦争末期の戦闘です。 じりじりと北上するアメリカ軍に押しまくられた日本の陸海軍が、各部隊の精鋭を引き抜いて必勝の特殊部隊を作り、暴風雨の中で乾坤一擲の攻撃を行った、壮大な戦果を上げるものになったはずの戦いです。 現実には大失敗となったこの戦いを、60年後にどう見直したのか。 不謹慎かも知れないけれど、ちょっと楽しみ。 | |
空母「飛鷹」海戦記―「飛鷹」副長の見たマリアナ沖決戦 志柿謙吉 | ||
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「飛鷹(ひよう)」とは、日本海軍の航空母艦です。 最初から軍艦として作られたものではなく、元々は商船、貨客船として建造されました。 そういう、いわゆる「改造空母」ですから、最初から軍用船として作られた「正規空母」よりは性能は劣ります。 しかし、半端物だったはずの「飛鷹」は、姉妹艦「隼鷹(じゅんよう)」とともに期待以上の働きをします。 衆寡敵せず戦没しますが、この本はその奮戦記を描いたものです。 |
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