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2009年3月 8日 (日)

今週買った本(3/1~3/7)+「諸君!」ネタ

 ♪もうすぐ春ですねぇ。今週は軽い三冊。
 
 
異次元からの災厄 (宇宙英雄ローダン・シリーズ 358)
 著者:H.G.エーヴェルス,クラーク・ダールトン
異次元からの災厄 (宇宙英雄ローダン・シリーズ 358) ローダンが地球に戻り、地球が元の銀河系に戻るのは、遙か先の巻になりそうです。
 それまで面白く読めるんだろうか。
 それより、依光隆画伯の様子が気がかりです。世代交代された方が良いのではないかなぁ。
 
反逆者の月 3 (上)
反逆者の月 3 (下) 著者:デイヴィッド・ウェーバー
反逆者の月 3 (上)反逆者の月 3 (下) 月をまるごと宇宙船にしてしまった、レンズマンばりのアホらしいほど壮大なスペースオペラ、いよいよ最終巻です。
 内容は、副題の皇子と皇女、それに漫画チックな表紙を見ればだいたい想像が付きそうな気がする。(笑)

 ま、いいや。面白ければ許す。(オイ)

この下は、過激なので普通の人は読まないでください。(おいおい)

 本屋さんで雑誌「諸君!」を立ち読みしました。
「田母神俊雄=真贋論争」を決着する 秦郁彦vs西尾幹二
 ってのを全文読んだんですよ。
 某掲示板で話題になったヤツ。


西尾が虫けらすぎて秦が文明人に見えるというものすげえ対談
秦はバカなんだけど、西尾は単なるキチガイ


 というすごい煽りがありましたっけ。(笑)
 内容によっては買ってネタにしようかと思ったけど、だめだこりゃ。

 ともかく、鐵太郎は陰謀史観は嫌いです。
 アメリカのスパイ、コミンテルンの陰謀、あれが悪い、これのせい  そんな解釈で歴史を語るな。

 陰謀で歴史が進むっていう後ろ向きな歴史解釈はやめてくれ。
 日本は悪い国じゃなかったなんて無責任なことを言うな。
 日本はあの時代、精一杯成長しようとした。その中であの歴史を体験した。
 いろいろなことをやった。今の視点で見て、良い事も、悪いことも。
 どうしても良い悪いで判断したいのなら、戦争に参加した国はみんな侵略国家だったし悪い国だったんだよ。
 そう考えたくないのなら、日本は悪い国じゃなかった、侵略国家じゃなかったなんて最初から言うな。
 話がもつれてきて、一億総懺悔とか、死んだ英霊に失礼とか、過去を持ちだして話をそらすな。
 過去の日本は、歴史の中で苦闘して、世界に問題を突きつけた。以て瞑すべきではないか。

 その中で、そのあとで、ある過去を反省し、ある過去を捨て去り、ある過去を継承して、今に至っている。
 それこそ、誇るべきではないか。

 この二人なら、もうちょっとまともな話になるかと思ったが、あれはひどいね。たしかに西尾さんの主張がひどい。
 「私は歴史の専門家を信用していないのでね。ことに日本史の専門家と聞いただけで眉に唾する習慣なんですよ。ハハハ」
 とは、何事か。専門家を信用しない事が誇らしいのなら、自分の話を嬉しそうに聞く愚民だけに語れ。

 あんなのはまともな対談ではない。

 そうそう、田母神氏の国防論にはうなずけるところもあります。日本の国防意識は憂うべきだと思う。でも、歴史解釈はおかしいよ。我田引水はだめだよ。自分は悪くなかったという論調は、他者の同意を得られないよ。
 田母神氏が内輪の人だけを満足させたいのなら、それでも良いのかもしれない。
 でも、あれは外に対して問われることとなった文章です。かつての日本の体制と戦った国や人、日本の圧制下で苦しんだ経験のある国や人、日本に対して正義の名の下に勝利した国や人も読むんだよ。
 彼らにも納得を得られる文章だとは、断じて思えない。

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雑談」カテゴリの記事

コメント

お、柴崎提督しばらくです。
空は銀色の裏地になりつつありますが、まだプライベートは曇天です。しくしく。

>ことに日本史の専門家と聞いただけで眉に唾する習慣

うん、原則的にこの言葉だけに関しては同感です。
専門家を自称する人のトンデモ説に騙された事もしばしばありましたし。

ただねぇ、これに関してはいろいろと前ネタもありまして。
ネット上の罵詈雑言みたいなものを単純に信じる訳じゃないですし、誰かが言ったからといってそれだけでうなずく訳じゃない。とりあえず読んでみてから考えようと思ったんですよ。
で、読んでみた。

ところが、陰謀史観と我田引水のお話(のように読める文章)を持ち出して、それに反論されると一億総懺悔だとか死んだ兵士に済まないと思わないかなどと言われると、読んでいてだんだん不愉快になってきまして。

ふっ、オイラもまだ青いぜ。o(*^▽^*)o

そうそう、政治的しがらみと言えば、わが国が歴史を政治的意図で作る事がなくなったのはよいことです。でもまだ完全ではないし、他の国ではそうではない事があります。それに気づかない人が多い事もまた事実。ヤレヤレです。

ま、自分の頭に偏見がないとか、自分の視野に色メガネは入っていないとは思っていません。視点を変えれば、鐵太郎も思いっきり偏見だらけの人間と思われるんでしょうけどね。(*^m^)

投稿: 鐵太郎 | 2009年3月10日 (火) 19:45

>ことに日本史の専門家と聞いただけで眉に唾する習慣

前後を読んでないので微妙なんですけど、残念ながら、私にもそういう習慣がありますよ。

特に日本史の専門家は「初めに政治思想ありき」で歴史をこじつけてくる人が極めて多い(少なくとも私の学生時代はそんなんばっかで、地位が上がるほどその症状が悪化する傾向でした)ので、付き合うのも疲れましたです。

そういう政治的なしがらみのない本が出るようになったのは、最近のことじゃないでしょうか。良い時代になりました。

投稿: 柴崎 薫 | 2009年3月10日 (火) 18:16

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