« 今週買った本(5/24~30) | トップページ | マスター・アンド・コマンダー! »

2009年5月31日 (日)

「アルキメデス写本」

この本も、図書館で見つけた本。
斜め読みでも、ざっと読むのに時間がかかったなぁ。
じっくりと、また読み直します。とりあえずワングランスによる感想。
   ↓

解読! アルキメデス写本

買ったきっかけ:
 図書館で見かけて。

感想:
 副題は「羊皮紙からよみがえった天才数学者」です。むろん、アルキメデスのこと。
 1998年10月29日にクリスティーズで競売にかけられた医学者ハスケル・F・ノーマンの遺品の中に、一冊の手書きの羊皮紙の本がありました。この本は予想価格80万ドルを大幅に超過し、220万ドルで落札されます。
 この本は手書きの祈祷書ですが、なぜ貴重かというと、使われた羊皮紙にはアルキメデスのギリシャ語による写本などの貴重な文書が一度書かれ、それが消されてその上に祈祷文が書かれていたから。
 この、歴史と変哲もない祈祷文の下に隠された文章を復元し、従来知られていなかったアルキメデスの業績までも再現する過程を追ったのがこの本です。
 面白い。
 もしあなたが、コレクションで羊皮紙に書かれた絵を持っていたら、すぐ表と裏をよく見て、絵とは違う文字や数字や図形が透かして見えるかどうか調べましょう。世紀の大発見がそこに眠っているかも知れません!

おすすめポイント:
 古代の書物の謎を探るスリリングな過程と共に、現代数学の基礎となるさまざまな世界が展開します。考古学、歴史、数学など、どの分野が好きであっても、謎を探求することが好きであったなら楽しめます。

解読! アルキメデス写本

著者:ウィリアム・ノエル,リヴィエル・ネッツ

解読! アルキメデス写本

|
|

« 今週買った本(5/24~30) | トップページ | マスター・アンド・コマンダー! »

△愛書家」カテゴリの記事

コメント

☆にっけ様 こんばんは
 この本って、まだしっかり読んでいないのですが、扱う範囲が広いのなんの。古代から始まって、第4回十字軍の歴史を経てルネサンス、そして現代と歴史の流れが描かれます。最後は、最新鋭のSPEARまで。SPEARといっても、「槍」のことではなく陽電子-電子衝突ビーム装置(Stanford Positron-Electron Asymmetric Ring)、つまり強力なX線をぶつけてその反射で物質の組成を調べる機械まで、この本を調べる過程を追って行きます。
 平行して、これまでアルキメデスが扱ったとされているけどはっきりしていなかった数学の図形と原理の解析も書かれています。
 作家の興味の範囲がこれだけ広いと、内容もさまざまな分野のてんこ盛りです。めまいがしそうだ。 ( ̄Д ̄;;

 ありがたいことにこの本は羊皮紙ではないし、装幀も変な色のインクは付いていないようなので、多分大丈夫でしょう。( ̄ー ̄)ニヤリ

投稿: 鐵太郎 | 2009年6月 1日 (月) 22:44

数学は遠慮申し上げますが(^^)。
ふと思い出したので、つい書き込み。

もしこんな羊皮紙の本を見かけても、決して指をなめながらページをめくったりなさいませんようお気をつけください。

投稿: にっけ | 2009年6月 1日 (月) 21:56

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/3913/29878447

この記事へのトラックバック一覧です: 「アルキメデス写本」:

« 今週買った本(5/24~30) | トップページ | マスター・アンド・コマンダー! »