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2009年6月14日 (日)

毛利元就@「名将の采配」

 6月9日放送の「名将の采配」は、「毛利元就・敵の裏をかく3つのワナ」でした。
 アナウンサーは永井伸一さん。プレーヤーとなって駒を動かすのは 作家・江上剛さん と タレント・東ちづるさん。
 先週のこともあるので、やっちゃったかな感は抑えておきましょう。(なんだそれ)
 バトルマスターとして阪南大学教授・北村多加史さん。

 戦国時代に限らず、兵数ってのはけっこう曖昧なものです。
 たとえば兵数10万と言っても、実質6~8万なのはざらだし、2万の兵を10万とふいた例さえあります。しかも、時代によって兵数の中で実質の戦闘力となる兵の割合はいろいろですしね。
 だから、兵数は目安としておきましょう。
 
 さて、対峙するのはこの二人の総大将。

 毛利元就(59歳)
 船 200艘 兵力4,000 及び 村上水軍300艘

 陶晴賢(35歳)
 船 500艘 兵力10.000 

 この二武将が、天文24年10月1日(1555年10月16日)に厳島で激突した訳です。Google-Mapさんを使って、北から見た合戦場所の厳島を作ってみました。手前が安芸の国(広島県)の陸側。この左手前に広島があります。
北から見た厳島とその周辺

 第一の罠として、謀略。
 元就がどうやって若い晴賢を嘲弄して両国を戦闘状態にしたか。

 第二の罠は、奇策。
 元就はどうやって晴賢軍を狭い厳島におびき出したか。

 第三の罠は、囮。
 元就はどうやって晴賢全軍を狭地に集めたのか。

 これらをひとつひとつゲーマーに考えさせて、元就がいかにして勝利したかを説明します。
 政略・戦略・戦術と一つ一つ降りていく感じの説明が面白い。実際の戦闘も、安上がりなセットですけど生き生きとゲーム風に動かして面白くまとめています。
 この上に、天候まで上手く味方につけたからこそ名将の名作戦となった、という説明も見事。

 こういう歴史上の戦闘は、勝った方が記録するものだからなかなか真実の姿はつかみにくいのですが、今の時点での最大公約数的な説にしても、わかりやすくきれいに説明していますね。むろん、あちこち割愛されていて、面白いところだけに絞り込んでいますが。

 来週は「サラミスの海戦」を指揮したテミストクレスだそうです。火曜夜に期待。

 一部に危険な話題ですが。
 「サラミスの海戦」をアナウンサーが「世界4大海戦の一つ」とアナウンスしました。これには異議はありませんが、ほかの3つは何でしょう?
 お隣の国では、この4大海戦には、韓国人以外には誰も知らない
露梁海戦が入っている、と主張する人が多い。
 韓国人にとっては、日本人に抵抗した李舜臣(イ・スンシン)は国民的英雄であり、李舜臣の戦いこそは世界史に名高いと思いたいようですが、日本人でも李舜臣を知っている人はごくわずか。
 さて、NHKの見解やいかに?(くすくす)

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コメント

☆柴崎提督
>サラミス、プレヴェザ、レパント、トラファルガル
 うーん、妥当なところですかね。
 「大海戦」の定義は難しいけれど、国際的に歴史の転換点になったとか、複数の国家が参加しているとか、何か条件をつけないといけないかな。
 さて、来週のNHKの見解が楽しみ。(*^-^)

投稿: 鐵太郎 | 2009年6月15日 (月) 23:08

うーん、うーん。

サラミス、プレヴェザ、レパント、トラファルガルで埋まりました、ってのはダメですか。とはいえ、「世界3大料理」にお国自慢枠があるように、これにもそういうのがあるのかも知れませんね。

投稿: 柴崎 薫 | 2009年6月15日 (月) 22:49

☆おや、bleu爺さま
 ここにカキコは始めてかな?
 まあ、片寄った乱読屋の片寄った読書記録だから、こんなものに耽溺すると片寄った人間になりますぜ。
 ( ̄ー ̄)ニヤリ

投稿: 鐵太郎 | 2009年6月15日 (月) 22:17

ここで懐かしいsfのタイトルを眼にすると たまには押入れに放り込んである本を引っ張り出して読み返してみようかと言う気になるねえ。w

投稿: bleu | 2009年6月15日 (月) 22:01

☆でーでりでっくす様
うふうふうふ


 ま、そもそも世界4大海戦に「日本海海戦」が入っているのかについても、世界3大提督に「東郷平八郎」が入っているかについても、疑問はありますけどね。日本国内で諸説のひとつとして話すなら、それでいいかなと思っています。
 でもそんなことは国内の自慢話ですんでいたんですよね、今までは。
 ところが某翻訳掲示板では、相手のお国の自慢話に本気で怒る人がでてきます。馬鹿言うな、お前の国の英雄なんてチンケなものじゃないかと感情的に罵倒する人も出てくる。
 そして、自分が今まで言われてきた「ぼくの国の偉い人の話」が、世界に膾炙したものかどうか確かめもしないで主張し始めて、もうとめどもなくなる。
 こうなると、等身大の再評価はなかなかしにくくなる。とくに熱気にあふれたかの国においては。
 他山の石と思い、襟を正したいものです。

投稿: 鐵太郎 | 2009年6月15日 (月) 17:17

ε(^0-0) 次回のときには4大海戦の名前を挙げてくれるのでしょうか(ニヤニヤ

投稿: d_deridex | 2009年6月15日 (月) 11:28

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