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2009年7月 7日 (火)

「ヘンリー8世 中世からの脱却」見たよ

NHK プレミアム8<文化・芸術>“皇帝”たちの野望より
放送: 09/7/7(火) 20:00~21:30
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 ヘンリー8世は並外れた人物でした。たとえて言うなら、自分の力をわかっていないライオンのような人でした。彼はイングランドのほかのどの君主より、世界中の人に知られています。なくなって500年近くたった今でも、生き続けているのです。
 ─ ウィリアム・アンド・メアリー大学 デール・ホーク(番組より)

 なるほど、そうか。
 ヘンリー8世を、こういう視点で見るというのは面白い。最近の
歴史修正主義による新しい視点でしょうか。

 ただし、ホーク教授の言葉のうち、「彼はイングランドのほかのどの君主より、世界中の人に知られています。」という言葉は、正しくはありませんよね。普通の日本人でイングランドの君主の名前なんて、エリザベス1世以外ほとんど知られていないのでは?
 ちなみに、イングランドとは1707年にイングランドがスコットランドまで併合して連合王国、つまりいわゆるイギリス王国が形成されるまでの国名です。イングランドとイギリスは、厳密に言って同じではありません。
 リチャード3世、ヘンリー5世、エドワード3世など、中世の魅力ある君主のことを、普通の日本人は全然知らないでしょ?(*^-^)

 さっそうと登場した人気者の青年国王が、なぜ暴君となったのか。
 人民を虐殺した暴虐な王が、なぜ中世の時代にとどめを差し、未来の繁栄への扉を開かせたと評価されるのか。
 中世を支配した宗教という枷(かせ)は、どのようにしてこの男によって破壊されたのか。
 ヘンリーという人物は、なぜ、どこで、どのように精神のタガが外れたのか。

 この番組のような説明で語られると、わかりやすいですよね。
 二、三、あれと思うところがあったし、後半が雑になったけど、面白いからいいや。

 そうそう、井沢元彦さん。
 この程度のコメントだけなら、無意味な気がする。この方ももっと言いたいことがあると思うのだけど、冒頭と途中の言葉だけを言うためにこの番組に参加したというのは、もったいないよ。鐵太郎としては、もっとこの人の言葉を聞きたかった。こんな程度のあたりさわりのない言葉だけで番組にコメンテーターとして名を出すのは、いかがかと思うなぁ。
 でも、 元の番組で言葉にされなかったキーワード、「政教分離」を言っただけでも存在感はあったかな。

 この番組は、NHK-BShiで 7/11(土)13:00~14:30 と 7/14(火)14:00~15:30に再放送されるそうです。 

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