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2010年5月28日 (金)

今週のはやぶさ君(10/5/27)

Falcon 今週のはやぶさ君。ここ
Hayabusa_now 
「今週のはやぶさ君」
 にネタが上がらなかったので、別なところから探しました。
 →「はやぶさ、地球へ」

 まず計算方法の変更を。
 重大なミスがありました。規準となる春分点の位置ですな。これは地球軌道の、時計で言うと9時の位置を決めるとき大事になります。この位置を、今までなんの気なしに2009/4/1としていたのです。
 これが重大なミスだった。正しい春分点と10日も違わないのだから、たいした問題もないだろうと思っていたのです。最初の計算ではこの方がわかりやすかったし。
 しかし10日というと、角度にして10度のズレ。意外にこれが大きい。
 この規準春分点を、正しくグリニッジ標準時で2009/3/20  11:43:00に直して再計算してみたところ、右図のようになりました。かなりイメージが変わります。

 これで、JAXAが出している地球-火星-イトカワ-はやぶさなどの軌道模式図とほぼ一致しました。少なくとも前よりはるかに。

 黄道座標形の件ですが、この変動をどう考えるかについていろいろ考えました。基本的には最大23.4度となる空のサインカーブがあり、この曲線を基線とする必要があるはずです。この変動は主として上下のものですが、同時にわずかな左右のブレもあります。
 これを計算して見たのですが、まず上下角に関しては太陽の北極上空から見下ろした二次元視点で見ているので意味はない。基本的に距離を見やすくすることが主眼なので、上下角によって距離が縮むことはかえって誤解を招く事になりかねないので、ここは無視することにしています。
 となると、わずかな左右のブレだけの問題となります。これも計算して見たのですが、ほとんど意味がなかった。
 よって、一応上のグラフの右上に赤道上での南中高度の曲線を入れて参考としただけで、他はそのままとしました。

 ああ、Cancer_and_hayabusaメンド。

 夜空の中でのはやぶさ君の位置は、CADに補助線を書いてなんとかそれらしい位置がプロットできたので、かに座の中に描けるだけ描いてみました。Z型になっているんですね。

 はやぶさが打ち上げられたのは、2003年5月9日。
 数多いJAXAのプロジェクトの中でも画期的なものの一つですが、当時は関係者やファン以外にはあまり注目されていませんでした。
 数々の苦難を乗り越えて、ようやく小惑星のサンプルを回収して地球に帰還しようとしている今になって、だんだん注目の幅が広がっているようです。
 ゴールまであとわずかですね。
 個人的には、ここまでできたんだからもう充分、と思っていましたが、これでは昨今の日本人のマッタリ志向、金メダルを取れなくても参加するだけで幸せではないかなどという覇気の衰えた姿勢ではあるまいかと思い、そんなこっちゃイカンと最後まで見守りたいと思います。

 頑張れ!

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