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2010年8月の18件の記事

2010年8月31日 (火)

アニメ キャプテン・フューチャー

 カセットテープを整理していて、昔のアニメをラジカセで録音したものが大量に出てきました。
 
アニメのキャプテン・フューチャーが、ほぼコンプリートで出てきたのには驚いた。昔は真面目だったんだねぇ。この根気でなぜ勉強しようとしなかったのかねぇ。 ε=(´。` )

 そうそう、このアニメは、今後DVDが出る当てもないし、今後の再放送も怪しいらしい。
 そうなると、消してしまうのはもったいない。
 そこで、まとめて少しずつパソコンに取り込んで、音だけですがmp3データにしてCDか何かに落とそうかと考えました。
 いろいろ方法はあるのですが、いったんwavファイルにしてからmp3にエンコードした方がうまく行くようです。
 全部聞きながら変換するので面倒だけど、一つずつのんびりと。
 実際のところ、何の意味もない。コレクションにすらならないよね。

 それがね、テープを聞いていて大笑い。
 このアニメ、オープニング、エンディング、予告編まで入れて28分ちょっといあるのですが、30分のカセットテープだと3分ぐらいあまるのです。
 (昔のテープは、メーカーによって多少の違いはありますが、1~2分定格より長いんですよ。)
 そこで、あまった時間をどうするかというと、鐵太郎は昔からそういうところが意味もなく貧乏性でした。そこに関係ない音を残しているのですよ。
 どんな音が入っていたかというと、当時のニュース番組、相撲中継、高校野球、バラエティー番組、そして歌謡曲。

 エンディングテーマ「ポプラ通りの家」(いい曲ですなぁ)のあとに、キャンディーズの「アン・ドゥ・トロワ」が入っていた時は、のけぞっちゃったよ。

 それが面白くなって、やめられなくなりました。(わはは)

 アニメのキャプテン・フューチャーについての私見は、人工進化の秘密!・魔法の月の血闘の下の方にちょっと書きました。まぁ、あんな感じかな。
Captain_future

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2010年8月29日 (日)

先週買った本(10/8/22~8/28)

気分が滅入ってきたかなぁ。古本屋を何時間もうろつきました。
と言う訳で、本屋さんも含めて先週は6冊です。( ̄Д ̄;;
 

世界支配者 (宇宙英雄ローダン・シリーズ 383) 著者:ウィリアム・フォルツ&クルト・マール
世界支配者 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-383 宇宙英雄ローダン・シリーズ 383) ますます路線が対立するローダンとアトラン。
 どちらも長年のあいだ人の上に立って崇拝されてきた実績があるため、自らの判断と政策に自信を持ち、それを理解できない相手が理解できない。二人の中は、苛立ちから反感、やがて憎悪に変わりつつある。
 この対立が修復できる日は来るのか。
 
異端の数ゼロ――数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念 著者:チャールズ・サイフェ
異端の数ゼロ――数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ) かつて存在しなかった魔性の数字、ゼロ。
 存在する数字でありながらなにもない、摩訶不思議なもの。
 この概念が生まれ、世界に浸透するまでに何があったのか。
 これは、こんな不思議な世界の物語です。
 
壬生義士伝 上 文春文庫 あ 39-2
壬生義士伝 下 文春文庫 あ 39-3 著者:浅田 次郎
壬生義士伝 上   文春文庫 あ 39-2壬生義士伝 下   文春文庫 あ 39-3 泣けるから名作なのか、とあまり読まなかったのはアマノジャクの発作のせいか。
 でも読んだら、たしかに泣ける。
 真面目に最初から最後まで読んで、泣いてみるのもいいかな。
 
私たちはどこから来たのか―日本人を科学する 著者:隈元 浩彦
私たちはどこから来たのか―日本人を科学する 1998年の本です。
 当時は、日本のルーツに関して、どのような説があったんだろう。

 日本人は百済人の子孫である天皇に支配されている、とか、日本人は新羅の子孫だ、とか、だから祖先である韓国人の方が偉いのだ、と訳のわからない民族論が某国では跳梁しているそうですが、そんな歴史観が当時日本にあったんだろうか。
 
終末のフール 著者:伊坂 幸太郎
終末のフール (集英社文庫) あのね、NHKのラジオドラマで、「青春アドベンチャー」ってのがあるんですよ。
 その中でドラマ化された一つがこれ。
 なんか気に入ったので、原作を探したら見つかりました。
 ちょっと嬉しい。
 

 手元の蔵書ファイルによると、

☆8月29日生まれの作家は
マイクル・P・キュービー=マクダウェル  Kube-McDowell, Michael P.
  1954/8/29~  現在55歳

「アースライズ」などのSFを書いた人。印象が薄いなァ。

☆8月29日に死んだ作家がいなかったので、28日に死んだ作家は
クレイグ・ライス  Rice, Craig
  1908年~1957/8/28  享年49歳

酔いどれのマローン弁護士シリーズとか、ユーモア・ミステリの大家。
悲惨な生涯をすごした人が、これだけ洒落た本を書くんだねぇ。
世の中、捨てたモンじゃないってことかな。

 だってさ。

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2010年8月28日 (土)

NHK土曜ドラマ「チャンス」第一回

 最近のNHKの土曜ドラマって、気合いが入っていますね。
 テーマが全部波長が合うという訳じゃない。この「チャンス」は、証券会社や競馬業界がネタだとのことで、ちょっと気が乗らなかったのです。

Chance1 世の趨勢に反して、鐵太郎はギャンブルがしょうに合わないのですよ。(つまり、アマノジャクなんですけどねw)

 まぁ、何となく見始めたのですが、主人公の役が藤原紀香さんなのね。お久しぶりね♪

 出だしの彼女は、証券会社の洒落たキャリアウーマン。ふうん。ありがちかな。
 株の暴落、彼女の顧客が負債を抱えて自殺。

 このあと驚いた。
 絶望した彼女がなぜか北海道の牧場をさまようのですが、そのあと牧場で、凍え死ぬ所を助けられた馬の世話をしたいと言いだして、ここで一時的に生活を始めます。その時のメイクが。
 えー、紀香サンってこんな表情ができるんだ。こんな汚れ顔ができるんだ。
 今年、39歳ですかぁ。やるじゃん。
 展開はともかく、こんな演技のドラマなら、もう少し見てもいいかな。
Chance2
 でも、ギャンブルは苦手よん。サマージャンボも、当たったのは300円だけだったし。
 (ノ_-。)

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2010年8月24日 (火)

互換インクが使えない?

 夕べも暑かったなぁ...(ρ_;)

 うちのプリンターは複合タイプです。
 キヤノン複合プリンタ MP770。コピーとスキャンができるタイプ。
 値段が安いけど、なんでもできて用途は足ります。買ってからもう5年。色は3色・プラス・ブラック二種、合わせて5色使用。
 
 3色いっぺんにアラームが出たので、普通はキヤノン純正品を使っていたのですが、100823初めて見たPlaisirというメーカーのものを買ってみました。1000円近く安いんですもの。
 インク量確認用チップ付きの優れものだし、インクタンクは純正品の使い回しではないアクリル製。作りは、仕切りの位置も違うし気合いが入っています。発色もよさそう。
 
 ところがね、だめだった。色が出ない。
 交換したのはシアンとマゼンタとブラックなのですが、シアンが出ない、マゼンタはまあまあ、ブラックも出ない。
 しばらくじたばたしたのですが、直りそうにありません。
 あきらめて昨日、純正品を買いに行きました。交換したら一発でクリヤな色が出ました。さすがだね。
 今朝も、問題なく使えています。
 
 まずは相性が悪いんでしょうね。
 これについてメーカーに文句を言うにしても、そもそも純正品じゃないんだから言えないよね。
 互換メーカーの努力も、多少知っているから、安易に貶すのはどうかと思うし。
 前にエコリカという互換メーカーのものも使ったことがありますが、これはマゼンタが特に発色が悪いしかすれるので、やめました。
 インクを補充するタイプのものは、昔の別な機種でトラブったことがあります。
 オリビエ・ポプランほどじゃないけど、けっこう青春の試行錯誤はしているのよね。(*^m^)

 原因としては、このキヤノンMP770が古いせいということもありえます。なにしろクリーニングしても裏面に黒い線が出たり、右端にインク染みができたりするようになっていますから。
 とはいえ、やっぱり使えなくなるリスクを抱えるのは困る。
 と言う訳で、高いのは承知で純正品に逆戻りです。

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2010年8月23日 (月)

「列藩騒動録」

 「列藩騒動録(第一巻)」精読なう(と、ツイッターふうに)
 この本は、海音寺潮五郎さんが昭和40年に書いた本で、歴史小説ではなくそのネタになる資料をまとめたものです。
 江戸時代、各藩ではいろいろなお家騒動があったのですが、その顛末はなかなか正確に記録されなかったものだそうな。そりゃそうだ、身内の恥だもの。
 恥だけではない、誰もが我が身は可愛いから、悪意がなくても自分の都合のいいところだけを書くこともある。悪意があれば事件自体を歪めてしまうこともある。
 こんな事件をいくつか取り上げ、たんねんに再現したものです。多少の脚色はありますが、ほぼ海音寺さんの調査そのまま。

 第一巻は、島津騒動、伊達騒動、黒田騒動、加賀騒動。

 この本は、作家の宮部みゆきさんのお気に入りなのだそうな。
 7/18放送のラジオ番組、トーキング・ウィズ・松尾堂に、宮部みゆきさんと京極夏彦さんがゲストに出たとき、気に入っている本として上げておられました。
 コメントがふるってます。

 「人の騒動ほど面白いものはありませんよね」
 「そうそう、他人の不幸は蜜の味と言いますから」
   
o(*^▽^*)o

 古い本なので絶版らしいですね。ちょっと手を入れて、新書サイズで再版したら売れるんじゃないかなぁ。おもしろいもの。

 そうそう、日本のミステリ作者としてはトップに立つベストセラー作家のこのお二人、名前はむろん知っていますが、生来アマノジャクという難病に冒されている鐵太郎は、守護天使がたまに鉄拳を食らわさない限り「売れている作家」の本に手を出さない信念(?)がありまして、いまだに一冊も読んでおりません。
 多分、読書人生において大きな失点なんでしょうなぁ。

 追記:
 あら、そう思っていたら手元のこの本(昭和40年刊行)のあと、2007年に文庫で上下巻の二冊で出ているようです。なぁんだ。
 内容は同じなのかな?

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2010年8月22日 (日)

先週買った本(10/8/15~8/21)

 先週は1冊。マルペが出ていなかったし。((ノ)゚ω(ヾ))

下から目線で読む『孫子』 (ちくま新書) 著者:山田 史生
下から目線で読む『孫子』 (ちくま新書) これも本屋で目に止まりました。
 孫子って、面白いのですがどうも上の人の規範という扱いですよね。ビジネス書にまで取り上げられるとなんだかなぁという感じ。
 この本は、じゃあ下の視点で孫子を見たらどうなるのか、という視点で描かれたのだそうな。
 ちょっといいかも。
 

 手元の蔵書ファイルによると、

☆8月22日生まれの作家は
レイ・ブラッドベリ Bradbury, Ray
  1920/8/22~  現在90歳

一種独特な世界を描くアメリカのファンタジーSF作家。
まだ生きているんだからすごいね。

☆8月22日に死んだ作家がいなかったので、21日に死んだ作家は
A・メリット Merritt, Abraham
  1884/1/20~1943/8/21 享年59歳

「イシュタルの船」を書いたアメリカSF作家。内容は... 忘れた。

だってさ。

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2010年8月21日 (土)

紅はこべ

 暑いのでやることがない。
 あまり考えなくてもいい仕事として、取りたまっていたMDの整理をしてみました。
 「青春アドベンチャー」というラジオ番組があります。
 月曜から金曜までNHK-FM 22:45-23:00に放送しているミニ・ラジオドラマ。

 7/5~7/23まで、「紅はこべ」の再放送でした。
 NHKのホームページで確認。全15回。

原作:バロネス・オルツィ
訳:西村孝次
脚色:大橋泰彦
選曲:伊藤守恵
演出:一木正恵 川口泰典
技術:小倉善二(1-5,11-15) 渡部義考(6-10)
音響効果:広瀬洋介

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出演:筧利夫 こだま愛 海津義孝 若葉ひろみ
小松正一 京晋佑 田山涼成 中根徹
大輝ゆう 前田悠衣 田中智也 橋本潤
南海里

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あらすじ:1789年、全ヨーロッパを動乱の渦に巻き込んだフランス革命。共和政府に捕らえられた貴族を救うため、天佑のように出現した『紅はこべ』。ロンドンとパリを舞台に描く、絢爛たる歴史小説のドラマ化。
 
 という感じ。
 このお話って、現実性はともかく、歴史ロマンとしては面白いでしょうね。
 フランス革命、迫害されたフランス貴族たちの危機、英国への亡命を助ける謎の男とその組織、名付けて「紅はこべ」。
 サー・パーシー・ブレイクニーという希代の財産家で英国皇太子の親友である遊び人、その妻である元フランス女優マルグリート、この二人の微妙な間柄。

 ラジオドラマだと、けっこうスリリングですね。若い人向けかもしれないけど、面白い。
 じゃあ保存しようかと思ってパソコンに落としてみたら、ナンテコッタイ。
 途中、MDの録音領域が亡くなっていたんですなぁ、数話途切れてました。しくしく。
 まぁ、残ったところだけでもいいかと思って、保存版は作ります。
 また再放送しないかな。

 うーん、このドラマを日本でやるとしたら、ラジオドラマぐらいでいいんじゃないでしょうか。
 日本人の配役では実写版は恐ろしいことになりかねないし、アニメでは恥をさらしそうだし。
 ところが宝塚がこれを今年の初めに公演したそうな。

 宝塚歌劇 月組公演『スカーレットピンパーネル

 そうですか、よかったですね   とだけ言っておきます。
 見ていないんだもの、評価しようがないもん。
 それにまさか、宝塚に歯向かうなんてめっそうもない。
 公演に乗り込んで茶々を入れるなんて、とんでもない! (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

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2010年8月17日 (火)

8月15日のペリュー艦長

 終戦ネタとして歴史とか政治とかにかかわることを書こうと思ったら、あまりにもgdgdになってしまったのであっさりやめました。
Edward_pellew_1st_viscount_exmouth で、8月15日と言う事でほかの歴史ネタを。


 サー・エドワード・ペリュー(右肖像画)というと、一部では有名な軍人です。
 正しくは、1757/4/9に生まれて1833/1/23に死んだ初代エクスマス卿(子爵)のこと。
 かのホレーショ・ネルソン(1758/9/29~1805/10/21)と同年代で、ナポレオン戦争時代に活躍し、英雄と讃えられた海軍士官です。
 しかし、これは別なサーのつくペリュー艦長のお話。

 エクスマス卿エドワード・ペリューには、夭折したものを除いて4人の息子がいました。
  ポーノル・バスタード 1786年生まれ。
  フリートウッド・ブロートン・レイノルズ 1789年生まれ
  ジョージ 1793年生まれ
  エドワード・ウィリアム 1799年生まれ

 長男と次男が海軍に入り、Fleetwood_pellew英雄たる父の人脈をフルに活用して海軍でそこそこ出世しました。

 長男は、当時の英国海軍では平均的な、余計なことをしなければなんとか職責を勤められる艦長として退役しています。
 次男フリートウッド(右スケッチ)は海上勤務で海軍少将まで昇進しましたが、東インド及び中国艦隊司令長官の時に叛乱事件が起きます。若い頃にも部下の叛乱事件にかかわっていますが、1854年のこの事件で海上のキャリアは終わりとなり、これ以後陸に上がっています。そのままイエロー・アドミラルとして海軍大将まで上がったのですから、幸運な人生と言うべきか。

Hms_phaeton 1808年、フリートウッド・ペリューは、38門フリゲート艦フェートン号(右絵)を指揮して東インドにいました。当時オランダ以外のヨーロッパ諸国との交易を拒否していた日本の貿易港に侵入して、日本と交易した既成事実を作ることを計画したのは、父である司令長官の公式もしくは非公式の命令によるものなのか、彼の独断なのかははっきりしません。
 オランダの衰退、英国の中国との交易ルートの確保、マカオ占領計画など、海軍による砲艦示威外交そのものが進行しており、ナポレオン戦争の中で英国が本格的に東洋貿易を独占しようと動いていた頃です。

 フリートウッド・ペリューは、日本の暦で文化5年8月15日に、オランダの旗を掲げて長崎港に侵入しました。
 久しぶりの交易船だと思った幕府側は、これを「宝船」だと喜んだそうな。しかしもちろん、そのようなものではなかった。
 F・ペリュー艦長は、出島のオランダ人を脅して艦内に拘束し、新鋭のフリゲート艦の砲門を開いて艦砲をむき出しにして長崎港内を周回し、交渉に来た長崎奉行に食糧を要求しました。やむなくこれを了解した日本側の様子を確認して、オランダ人を解放し、翌日届けられた食糧を収納して帰還します。
 英国海軍省に提出された報告書によると、F・ペリュー艦長は、

 「本艦(フェートン号)はこの港に入港した初めての英国艦」
 「我々の艦は長崎で去勢雄牛を獲得した、まさに最初の艦であった」

 とその功績を誇り、日本人に関して
 「風貌と服装と風習において、中国の人々にとてもよく似ている。そして私は、彼らが中国人に比べてより勇敢であるとか、より精力的であるとか言う事はまったく感じなかった」
 「我々の滞在した全期間、彼らは我々を非常に恐れいた。夜に私はボートを指揮して長崎の反対側にある村に上陸して彼らの家を訪問したが、彼らは驚き恐れてみな逃げ去った」

 と報告しています。
 上から目線のイギリス貴族の見方だった訳ですな。
 
 ところが、当時日本に滞在していたシーボルトは、その日記で別なことを記録しています。

 「(フェートン号に交渉に行った高島という長崎町年寄は)ゆったりとした衣装の下に80ポンドの火薬と弾丸を隠し持ち、交渉の内容によっては自分の体に巻き付けたこの火薬庫に煙管で火がつけられるようにして、(決死の覚悟で)交渉に赴いた」
 「(イギリス人が)オランダ人らの身柄引き渡しをもし拒んだならば、船室にいる自分も、ペリュー卿も双方の側近たちも、海上で爆破させる(つもりであった)」

 シーボルトはこれを、伝聞ではありますが高島茂紀(たかしま・しげのり)というその武士の親戚の言葉として知ったそうな。
 これに関しては、オランダ商館長が高島の言葉として、彼は抜き身の刀を袂に携えており、いざという時は英国艦長を刺して自分も自決するつもりだったといったという話もあり、はっきりしていないのだそうな。

 いずれにしても、歴史としては外国の大砲に恐れ怯えて何もできず言いなりだった幕府の役人というイメージが、ちょっと改善される話です。
 このペリュー艦長はまったく読めなかったようですが、当時の英国の担当者の中でこの空気を察知して、こいつらは怒らすと怖いかもしれないな、と思った人はいたのでしょうか。

 実は日付ですが、8月15日には違いないのですがこれは和暦で、西暦にすると1808年10月4日になります。
 トラファルガーの海戦(1804年)から4年後、ナポレオンがワーテルローで負けて(1815年)失脚するまであと7年でした。
 日本が太平の眠りから醒めて起き上がり、薩長同盟を作るのは1866年、実にこの58年後です。

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2010年8月15日 (日)

先週買った本(10/8/8~8/15)

 先週も2冊でした。こんなもんか。(゚ー゚;

論語抄 著者:陳 舜臣
論語抄 本屋で目に止まりました。
 最初に開いたページが、
  子曰 巧言令色 鮮矣仁
 おお、これこそヨブ・トリューニヒトの座右の銘、いや違う(笑)。

 陳舜臣氏の解説で、いろいろな名言を読み直してみるのもいいかな。
 
魂の重さは何グラム?―科学を揺るがした7つの実験 著者:レン フィッシャー
魂の重さは何グラム?―科学を揺るがした7つの実験 (新潮文庫) 作者はイグ・ノーベル賞を取った、「科学者の目を通して科学を見つめ、理解し、その渦中にいる科学者のユーモアに強い印象を持つ」本を書く人なのだそうな。
 どんな7つの実験なのか、読んでみたいと思いませんか?
 

 手元の蔵書ファイルによると、

☆8月15日生まれの作家は
ロバート・L・フォワード Forward, Robert L.
  1932/8/15~2002/9/21  享年70歳

 「ロシュワールド」などを書いたアメリカのSF作家

☆8月15日に死んだ作家がいなかったので、13日に死んだ作家は
H・G・ウェルズ Wells, H. G.
  1866/9/21~1946/8/13  享年79歳

 イギリスの作家。フランスのヴェルヌと並び、言わずと知れたSF界の父。

だってさ。

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2010年8月13日 (金)

献血!

 献血に行ってきました。
 時間があったので血小板献血。血を抜いて、必要な成分だけ濾し取ってまた返してくれるというヤツ。
 体に負担がかからないので、400L献血なら3ヶ月のインターバルが必要ですが、これだと2週間経てばまた採れるのです。便利なものですなぁ。
 50~60分かかります。前後の検査まで含めて2時間ぐらい。
 いい気持ちで寝ちゃいました。 o(*^▽^*)o

 ウィークデーなので、ハーゲンダッツのミニカップが無料です。ラッキー。
 でもさ、入ってすぐなら気持ちいいんだけど、献血のあとだとね、もう体も冷めているからなぁ。
 ちょっと考えてもらいたいと思ったけど、献血できないときもあるから、なんとも言えない。

 献血できないときってのは、最初に検査用に採血して、赤血球数だの白血球数だのを測定して、基準に外れているとお帰り願うことがあるため。
 その時でも、駐車券とかはもらえるんだけどね。

 もらったシール。石川遼君はこんな所にまで顔を出してますな。 w(゚o゚)w
Blood_donation

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2010年8月10日 (火)

「BALLADE 名もなき恋のうた」見たよ♪

 昨日(8/9) WOWOW放送でした。 
 この映画の元となったのは、一部で悪名高いクレヨンしんちゃんのアニメ映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」。これを実写化したものですね。
 ネットを拾えばいろいろな評価がありますが、鐵太郎としてはこの子供向けアニメとは思えない演出、舞台設定、エンディングに驚いたものです。特にこの意表を突いたクライマックスシーンとそのあとには、心ならず涙しそうになったもの。
 クレしんアニメで泣きそうになるとは、情けない限りなのですが。

 でも、それより驚いたのはこの時代の戦争の描写。まだ虎口のない時代の山城。何層にもなった城壁、空堀、城門。
 目の前数十メートルまで引き寄せ、火蓋を切る命令ののちに号令と共に一斉射撃をする火縄銃。
 斉射ののち、弾込めする銃隊のあとを埋めて弓隊が前進して斉射。
 後方より打ち出される石つぶて。
 突かず、振り上げて打ち下ろす長槍隊。
 昔の記憶なので、まだまだほかにもあったと思うのですが、アニメどころか時代劇であっても、ここまで最新の時代考証による合戦を描写したものは初めて見ました。よほど研究熱心な人が、真面目に一生懸命に(制約はあったろうしおかしいところはあったにしても)時代を再現しようとしたのだろうと、一種感動さえ覚えたもの。
Ballad0
 それも、華々しい後世に名の知られた一流の武将ではなく、名も知られないまま消えていった地方の豪族の姿を。

 これほどのものを見せつけられたあとでは、右図のようなポスターで、それをリアルに実写化したといって関係者がいくら褒め称えていても、見たいとも思わなかったものでした。褒め称えるのは宣伝文句ですもんね。
 

 ところが、だ。

 

Ballad1 見て驚いたね。アニメとは違う視点ではあるけれど、こっちを作った人も、真面目に戦国時代の情景・合戦を再現しようとしてるではないか。
 そらァ、鐵太郎は歴史マニアと言ってもパートタイマーです。見のがしたところも多いだろうし、解釈を間違えているのは多いだろう。でもさ、そんな浅薄なマニアでも、今まででもっとも満足できる合戦模様だと言ってもいい。
 女子供まで含めて数百の兵が山城に籠もって、五千の当時一流の装備をした軍を迎え撃つとしたらどうすればいいのか。戦略を構想し、戦術を練り、城壁をどう築き、空堀・逆茂木をどう整えるか。兵をどう鍛えどう配備するか考え、士気を鼓舞し、場所場所にそれぞれ何重もの防御陣を敷くとはどういうことか。
 攻める方も守る方も、こんなに真面目に描写された時代劇があっただろうか。
 いや、まいった。
 これで攻め手の戦略や用兵の手順などが描かれれば脱帽するしかないんだけど、さすがにそこまでは無理であったようです。 (^-^;

 いやあ、矢の軌道を描くCGの弧を見てやられたと思ったし、投げ焙烙、赤母衣武者では言葉もありませんでしたな。
 槍による叩き合いになったら、もう何も言えない。
 多少見つけちゃったアラには、目をつぶろう。Ballad3
血しぶきが上がらない戦国時代劇だということは、まったく苦になりませんでした。これは、そんな映画なのです。

 アニメで一番大事なシーン、「金打(きんちょう」がなかったこと、これはあとのシーンを考えるとやむを得なかったのかもしれないけれど、こっちは残念。

 ああそうそう、後半の展開、アニメでは野原家の車は普通自動車でしたが、こっちでは大型のランドクルーザータイプでした。このあたりになると演出のせいで現実感が薄れるけど、この大型の四駆なら前よりもリアルかな。

Ballad4 たくさんの兵たちのうちどれだけがCGなのかはわかりませんが、エキストラが多数募集されて、応募数があまりに多かったために落選した人も多かったとか。
 参加できた人は、良い記念になったでしょう。

 主演の草彅毅君と新垣結衣ちゃん、なかなかよかったね。そういえば、新垣結衣ちゃんってガッキーっていうんだって? おぢさん知らなかったよ。(*´v゚*)ゞ 彼女の最後の、表情だけで車が消えるところを示したシーンが気に入りました。
 その他のみんなも、上手いか下手かは論じません。鐵太郎は演劇にはド素人だから。
 ただあの子役まで含めて、みんな芸達者で、変な違和感のない、見ていて楽な良い演技だったと思う。
 よい映画でした。

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2010年8月 8日 (日)

先週買った本(10/8/1~8/7)

 先週は2冊。ふうむ。( ̄◆ ̄;)

 
大量絶滅がもたらす進化 巨大隕石の衝突が絶滅の原因ではない?絶滅の危機がないと生物は進化を止める? 著者:金子 隆一
大量絶滅がもたらす進化 巨大隕石の衝突が絶滅の原因ではない?絶滅の危機がないと生物は進化を止める? (サイエンス・アイ新書) 題名が長すぎる。「~進化」まででいいんじゃないのかな?
 恐竜絶滅の原因について、隕石一発ドッカン説ばかりもてはやされると、アマノジャクの鐵太郎としては抵抗があるのです。という訳で、著名なサイエンス・ライターの異説でうっぷんばらししたくなった訳、かな?
 ま、面白くてわかりやすければそれでよしです。
 
大宇宙の地獄 (宇宙英雄ローダン・シリーズ 382) 著者:H・G・エーヴェルス&クラーク・ダールトン
大宇宙の地獄 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-382 宇宙英雄ローダン・シリーズ 382) 表紙絵はサーベルタイガーと雪猿?
 お話がどうなっているのか、もうさっぱりわからんワ。
 光線銃のディテールが、リアルで格好良くなりましたな。
 

 手元の蔵書ファイルによると、

☆8月8日生まれの作家は
押井 守 Oshii. Mamoru
  1951/8/8~  現在59歳

 アニメーション監督。ノヴェライズ作家。鬼才、と言っていいのかな。

☆8月8日に死んだ作家は
ニコラス・モンサラット Monsarrat, Nicholas
  1910/3/22~1979/8/8  享年69歳

 イギリスの海洋作家。 オラオラぁ! さっさと生き返って「海の勇者たち」を完結させろィ!

ウォルター・テヴィス Tevis, Walter
  1928/2/28~1984/8/8  享年56歳

 アメリカのSF作家。「ふるさと遠く」ってのを買ったはずだけど記憶なし。

 だってさ。

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2010年8月 7日 (土)

暑いときに寒い本を読む

 暑い暑い。去年はエアコンはほとんど使わなかったのに、今年は頻度が桁違いです。
 たしかに異常気象だなぁ。
 という訳でなにかバイオリズムが狂い始めているようです。

 だから、という訳じゃないけど寒い時の本を引っ張り出して読んでいます。
 譲ってもらった本の一冊で、二・二六事件のもの。
 
 乱読のお供にこの本を選ぶのは奇妙ですね。
 おそらく、
  暑い夏→終戦→寒い戦争の日→2.26事件
 という連想が働いたのでしょう。

 2.26事件の年号について、鐵太郎が勝手に思いついたものですが、言葉のリズムを生かしてこんな覚え方をしています。
 さんろく・いちいち・にぃにぃろく  36・11・226
 1936年 昭和11年 2.26事件

 もの覚えの悪い鐵太郎で、そのせいで世界史・日本史ともロクでもない成績でした。歴史は好きですが、興味のないところまで覚えたくないワガママものなのでして。(o^-^o)

 2.26事件に関係する人物のことはだいたい頭に入っているのですが、年齢がはっきりしていなかったので、事件時の年齢をリストにしてみました。
 単なる自分用のメモです、むろん。

姓名・諱 説明・解説 生まれ その時
の年齢
  皇族
裕仁(ひろひと) 昭和天皇 1901/4/29 34歳
雍仁(やすひと) 秩父宮(ちちぶのみや)
昭和天皇の次弟・陸軍少佐
1902/6/25 33歳
宣仁(のぶひと) 高松宮(たかまつのみや)
昭和天皇の三弟・海軍少佐・
海軍大学校在学中(甲種学生34期)
1905/1/3 31歳
載仁(ことひと) 閑院宮(かんいんのみや)
元帥陸軍大将・参謀総長
1865/11/10 70歳
博恭(ひろやす) 伏見宮(ふしみのみや)
元帥海軍大将・軍令部総長
1875/10/16 60歳
  関係する軍人・元老
西園寺公望 元老 1849/12/7  86歳
木貞夫 陸軍大将・軍事参議官 1877/5/26 58歳
真崎甚三郎 陸軍大将・軍事参議官 1876/11/27 59歳
山下奉文 陸軍少将・陸軍省軍事調査部長 1885/11/8 50歳

 うわ、天皇家の三兄弟、若い。30代前半だったんですね。
 これでは、皇室と言う事で崇敬の念を持っていても、上手く操ればなんとかなるさと考えた人がいても不思議ではない。天皇家への考え方のばらつきが、この年齢で少しわかってきたような気がします。
 また、この少し前に昭和帝の激怒の言葉によって、一人の軍人政治家が恐れおののいて数ヶ月後に病死しており、これを後悔したという記録があります。これも、年齢を考えると納得できる。
 なるほどねぇ。
 そしてもう一つ、その他の関係者。

姓名 説明・解説 生まれ その時
の年齢
事件の
あと
  事件の被害者
岡田啓介 内閣総理大臣
予備役海軍大将・海兵15期
1868/2/14 68歳 脱出
鈴木貫太郎 侍従長
予備役海軍大将・海兵14期
1868/1/18 68歳 重傷
斎藤実 内大臣
退役海軍大将・海兵6期
1858/12/2 77歳 暗殺
高橋是清 大蔵大臣 1854/9/19 81歳 暗殺
渡辺錠太郎 陸軍大将
陸軍教育総監・陸士8期・陸大17期
1874/4/16 61歳 暗殺
牧野伸顕 前・内大臣 1861/11/24 74歳 脱出
  首謀者(陸軍軍人)
香田清貞 歩兵大尉
歩兵第1旅団副官・陸士37期
1903/9/4 32歳 刑死
安藤輝三 歩兵大尉
歩兵第3連隊第6中隊長・陸士38期
1905/2/25 30歳 刑死
野中四郎 歩兵大尉
歩兵第3連隊第7中隊長・陸士36期
1903/10/27 32歳 自決
栗原安秀 歩兵中尉
歩兵第1連隊付・41期・陸士27歳
1908/11/17 27歳 刑死
中橋基明 歩兵中尉
近衛歩兵第3聯隊第7中隊長代理・陸士41期
1907/9/25 28歳 刑死
丹生誠忠

歩兵中尉
歩兵第1連隊第11中隊付・陸士43期

1908/10/15 27歳 刑死
  首謀者(退役軍人)
磯部浅一 歩兵大尉で免官1935/8・陸士38期 1905/4/1 30歳 刑死
村中孝次 歩兵大尉で免官1935/8・陸士37期 1903/10/3 32歳 刑死
西田税 元騎兵少尉で免官1930/10・陸士34期 1901/10/3 34歳 刑死
  扇動者とされた民間人
北一輝 思想家・社会運動家・革命家 1883/4/3 52歳 刑死

 これにも今まで気づかなかったことがあります。
 「青年将校」という言葉
があります。組織の中の若い考えの者たちが台頭していくとき、よくこんな言葉で形容されたものでした。

 あ、古舘伊知郎が新日本プロレスの実況をしていたときに、若手の山崎一夫にこんなキャッチフレーズをつけていましたっけ。
 閑話休題。

 青年将校と呼ばれた首謀者が、30代前後なのです。政治家で青年と言うなら40代でもいいけれど、普通青年というんだから20代なんだろう、と鐵太郎は今まで思っていたのです。勉強不足だった。
 今だから言えるのだけど、彼らって30代にもなってこんな世間知らずな理想を掲げて、あとさき考えず突っ走っていたのですねぇ。ふう。

 ああ、北一輝って、狂気を秘めた老人というイメージなのですが、わずか52歳だったのですね。なるほどねぇ。
 こんな事をほじくって何になるのかと思いますが、面白い。

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2010年8月 5日 (木)

プライミーバルとUFO

 プライミーバル(Primeval) とはイギリスのSF特撮TV番組。
 日本では、「恐竜SFドラマ プライミーバル」という題でNHKが放映しています。今、最新のシーズン3(全十話)の放映中。
 必ずしも恐竜ばかり出る訳ではないのですが、恐竜と名付けると興味を引くからという理由でつけたんだそうな。ご苦労さんです。
Primeval_cast

 いきなり謎の「時空の亀裂」(または「亀裂」 “earthquakes in time”)が発生し、そこが別な時空への窓となり、地球上に存在したありとあらゆる生物が侵入してくる、というのが基本的な設定です。ここで登場するのは、カンブリア紀以前の生物から、恐竜、巨大哺乳類、ドードーなどの近代までに滅亡した生物、そしてはるか未来の生物など多彩です。
 恐竜だけじゃないんですよ。
 また、いかにもイギリスらしく、最新科学がリサーチした古生物や未来生物に加えて、民間伝承や中世の伝説をなどをモチーフにした生物など、いろいろ出てきます。ジョン・ブルの世界って深いね。

 登場する人物も多彩ですね。
 亀裂が開いてとんでもない生物が侵入してくるかも、などと公表されたら止めどもないパニックが起きるのではないかと考えられたため、極秘で内務省直轄の対策チームが作られます。チームは最初のリーダーだったニック・カッター教授から始まって個性豊かな元素人たち。話が進むにつれてプロフェッショナルになっていきますが、軍人でも公務員でもないので、いつまでたっても素人っぽい。
 最新シリーズでは、ここに元刑事とか護衛役として現役の格好いい軍人とかもチームに加わり、ますます多彩になります。
 官僚的で冷たくイヤミたらたら、しかし何かあるとチームを守り、ときたま部下に思いやりとオヤジギャグをかます上司のジェームズ・レスターが、ちょっと気に入っています。やんちゃなコナー・テンプルが住むところがなくなって基地に寝泊まりしていると知ってどうしたかが、好感度アップの最大要因かな。

 そのほか、謎の亀裂の彼方の生物だけではなく、ニック・カッターの元妻ヘレンによる陰謀や、マスコミの侵入、軍による介入などが話を盛り上げてくれます。

 内容的に、科学的な整合性などいろいろ問題はありますね。つじつまが合わなかったり、映像がおかしかったり。手を抜いているとは思いたくないけど、惜しいね。残念ですが、しかたがないのかな。

 
 これを見ていて、ある番組を思い出しました。
 イギリスの人気TV番組で、人類に迫る謎の危機がテーマ。しかし一般人にそのことが知られてはならない。マスコミに漏れてもならない。極秘の秘密組織を結成して、超科学を駆使して対策し、人類を守る。 ・・・などなどの設定。
 これって遠い昔、1960年代のイギリスの特撮番組、「謎の円盤UFO」に似てないかな?
 無関係な目撃者を、全員記憶を奪ってしまう、なんてことまでやったら、Ufotvdvdnewそっくり度はもっと上がるんだけど。( ^ω^ )

 これ、デジタル・リマスター版もできて、DVDも発売されているそうです。
 でも、DVD買う金がないので(ひぃぃ)、再放送してくれないかなぁ。プラチナ・ブロンドのエド・ストレイカー大佐、また見たいんだよぉ。

 そうそう、この番組、リメイクされる計画が進んでいるようです。映画化らしいんですが、どうなっているのかな。ここが用意されているサイトらしい。→ UFO Official Movie

 

 あ、ジェリー・アンダースンってことで気がついたけど、ニック・カッターの元妻ヘレンって、「キャプテン・スカーレット」のブラック大尉みたいな雰囲気がありません? 死んだはずなのに生き返り、何度でも陰謀を働く謎の人物として。
 いや、これは連想のしすぎかな。

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2010年8月 4日 (水)

みんなで幸せになろう

 「みんなで幸せになろう!」
 これ、NHK放映歴史秘話ヒストリア第46回の題。副題として、「決戦! 関ヶ原 石田三成の一途な戦い」 と続きます。Mitsumari

 なんでこんな題名が付いたかというと、三成の旗印から話は始まります。右図ね。
 これは、(正確には異説もありますが、) 「だいいち だいまん だいきち」と読むんだそうな。これを解釈すると、

「大いなる一人が大いなる万民のために、そして万民が一人のために尽くせば、大吉になれる」
   ↓
 みんなで幸せになろうよ
   ↓
 One for all  All for one

 の精神になるのだそうな。
 三成とは、そんな人間だったんだよ、というのがこの番組のテーマ。
 こんなアプローチも面白い。

 そんな出だしで始まり、石田三成の方向から秀吉後の政治情勢、関ヶ原での決戦を描いています。ここは史実通り。流れはスリリングで、戦闘場面の実写もCGも綺麗です。見る価値はあります。
 三成の視点で解釈すれば、この流れで腹黒い陰謀家である家康に、誠実な忠節者三成が敗北したということになる。まぁ、この善悪正邪は問いません。どっちも勝てば官軍だからね。

 敗残した三成をかくまった農民の話も出ます。追っ手が迫ったとき、かくまった農民を庇うために三成が自ら出頭する、そんなエピソードもあったよね。良いお話です。

 この三成の志がもっと広まっていれば、という慨嘆へと話は続きます。
 みんなで仲良くできれば、もっと良い世の中ができたのに、ってことかな。
 でもさ、三成がその心を持っていたとしても、それは石田三成という人物の人となりを示すものであって、彼に荷担した諸将がその崇高な思いを理解してその心を分け合えばもっとよい歴史になったのに、というお話の持って生き方は違うんじゃないかな。
 石田三成は、その精神がどうだったかはともかく、結局は天下を取った簒奪者の衣鉢を継ごうとして、次の簒奪者に粛正された武将でしかなかったんだよね。
 結果として、徳川政権下の時代の方が、織豊時代よりは平和を築けたのは事実だからなぁ。
 死児の歳をかぞえるように、呆け老人と化した独裁者秀吉のあとの政権が徳川政権より素晴らしい楽園になるはずと思うのは、いかがなものか。
 石田三成の、人物としての再評価はしてもいいけど、この番組は例によってちょっと美談過ぎる解釈だね、と思いまGotokiichiした。ま、しかたないけどね。

 
 そうそう、みんなで幸せになろうよといえば、むろんこの言葉がモットーであるこの人をはずせない。

 後藤喜一(ごとう・きいち) 警部補 警視庁警備部特車二課第二小隊隊長。40代前半。
 この方、このあとたいして出世しなかったでしょう。まあ一応キャリアの端くれだから、どこかの県警で、小さな町の署長さんぐらいにはなったかもしれないけどね。
 でもこの人は、1990年代終わりから2002年頃まで、東京湾の埋立地を拠点にした警視庁直轄の特殊組織の中で、奇妙な存在感を示した人として、記憶に残ります。
 この人の信条、みんなで幸せになろうよの「みんな」とは、決して万民ではないよね。自分と、自分の周りにいる人たちと、自分たちの行動を支持してくれる人たちと、自分たちが守るべき人々に限定されます。そうじゃなければ、正義の味方なんてやってられないもの。
 昼行灯、悪党と陰で言われ、責任転嫁が得意で、面倒から逃げる事が好き。上司の弱みを握って保身にうまく利用し、日ごろはボケッとしているくせに責められると手段を選ばず反撃する。人使いが荒く、自分は楽をすることばかり広言する人。
 かつて公安のエースとして、「カミソリ後藤」の異名を持っていたらしいけど、いまやその風貌はない。
 しかし守るべきものが危険に晒されると、その外貌は一変する、はず。
 常に周囲に目を配り、なにも見のがさない。口に出さないだけ。
 いざという時は、なんとかしてくれる人という期待がある。
 この人が本当に韜晦している切れ者なら、こんな人を上に持ちたいもの。

 そんな訳で、もし仮に石田三成の心がみんなで幸せになろうよだとして、そのみんなが天下万民を指すものだとしたら、
  言葉の上の綺麗事 か、
  世の中を甘く見た無責任な言葉 か、
  後世の平和ボケの時代にでっち上げられた根拠のない贔屓 
 だと思うのです。
 だから、三成がみんなで幸せになろうよと言ったとしたら、やはり後藤さんと同じ人たちが対象だったんじゃないかなぁ。

 いや、ちょっと思っただけ。

 この番組は、もう一度再放送される予定があります。
 8/6(金)03:00~03:43 木曜日の深夜になります。

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2010年8月 3日 (火)

ゲゲゲの女房

 むろん、NHKの朝ドラね。
Photo

 うーん、鐵太郎は怪奇とか恐怖とか怪談とか、そういう世界は好きじゃないこともあって、水木しげるマンガ自体はアレなんだけど、このドラマをちょっと見始めたら面白くなって、そのまま録画して見ています。朝ドラって久しぶりに見たのですが、作り方が上手いね。さすが。15分の中で毎回上手く盛り上げるし、一週間単位でお話をまとめているし。
 見始めたのは、売れない頃の水木しげるが軍艦プラモを作り始める頃。「連合艦隊再建」という題名に惹かれたのは否定できませんな。
 あの時代に1/700ウォーターラインはまだ発売されていなかったはずだぞ、という突っ込みはおいといて。

 てなわけで、「ゲゲゲの女房」。今はようやく売れ始まったところで、二人目の女の子も生まれ、アシスタントも雇えるようになって寝る間も惜しんでマンガを書いているところ。でもいろいろと山あり谷あり。
 貸本時代とか、ガロ(漫画雑誌)の立ち上げの時代のことなど、いろいろ面白いネタもありました。
 うちの実家でも見ているかと思ったけれど、聞いたら見ていないそうな。マンガは昔から見ないから、水木しげるなど見たいと思わないのだそうな。
 うぁ、真面目だわ、うちの親。子供とは大違い。o(*^▽^*)o

 ところで、水木しげるの昔の戦記マンガが復刊されていたので読んでみました。
 鐵太郎は、ご覧のようにアレな歴史マニアなので、こういう場合「勇ましい戦争時代」と「戦争はすべて悲惨な悪だ」という振り子の両端のどちらも嫌いです。戦争にロマンを求めるなどというのもまたアレだし。
 でも、水木戦記マンガって、意外なことにどちらでもなかった。波長が合う筆致です。不思議。
 水木しげるというマンガ家を、ちょっと見直した立ち読みでありました。(おい)

 この番組のブログパーツの時計が公開されていたので、表のページに貼ってみました。でも、場所がないのでちょっと下になります。これじゃあ意味ないじゃん。(笑)

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2010年8月 2日 (月)

お祖父さんと、あの夏のこと

 「あの死んでいた111歳の爺さんの事件だけどさ、」と老母。
 とりあえず、親父の方はともかくこちらは、現代のニュースに遅れてはいないようです。
 「明治32年生まれなんだってね。お祖母さんの生まれた年じゃない。」
 よく覚えているなぁ。さすが昭和一ケタ。
 「へえそうだっけ。とすると、1899年か」
 かろうじて中学だか高校だかで覚えた、1900年=明治33年という覚え方を思い出してコメント。
 「お祖父さんはその4年前だから、1895年生まれなんだね」
 「あ、そうか、日清戦争の頃だったよね」

 たまに、記憶力を絞ってみるのもいいことだな。
 このお祖父さん、鐵太郎氏が大陸で陸軍技術士官として弾着観測をしていたのは、1920年頃かな。もう少し後かな。昭和が始まった頃だよね。
 日本という国家が、身分不相応ながらも精一杯勢力を伸ばしていた時代。

 今見るとこの国が、たくさんの小さな失敗、いくつかの大きな失敗、そして夜郎自大な野望を掲げていった、まさにその時代でした。
 初級士官で退役して鉄道関係の民間会社に入った祖父にとって、この時代はどんなふうに見えたんだろう。

 祖父鐵太郎は、昭和の終わり頃、珍しく東京に大雪が降った日の数日後、心臓を患って大往生しました。のちに聞いた話ですが、日課にしている10km以上の散歩兼スケッチができなかったことで一気に健康を害したらしい。
 凡人は日ごろたいしたこともしていないから、エンジンをいきなり止めても平気だけど、毎日大馬力で走っていたエンジンは、アイドリングもなしに止めるとメカニズムが持たないんだね、と技術屋の端くれは思ったもの。
 まぁ、かといって廊下で足踏みでもすればよかったのに、とはまさか言えないけど。
 もっと話を聞きたかったけれど、もう遅いね。

 そういえば、今年の夏の暑さは初めてだ、と老母の弁。
 あの夏も暑かったけど、今年はそれ以上かもしれない、と。
 老母の言う「あの夏」とは、たいていの場合昭和20年8月15日のこと。

 そうか、そんなに暑かったのか、あの日は。
 戦争が終わって、今年で65年になります。
 Mosこの平和は、いつまで続いてくれるかなぁ。

 

 
 久しぶりにモスバーガーに行って、三年ぶりに復活したというナンを食べました。
 ナン・タコスの方ね。
 この暑さなんだから、もうちょっとぴりっとしてても良いかな、と思ったけど、贅沢かな。
 でも、美味かった。写真は、メーカーサイトより。

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2010年8月 1日 (日)

先週買った本(10/7/25~7/31)

 先週は2冊。 (o・ω・)ノ))
 ちょっと疲れたよ、パトラッシュ。
 暑さのせいかな? 

回想のシャーロック・ホームズ【新訳版】 著者:アーサー・コナン・ドイル
回想のシャーロック・ホームズ【新訳版】 (創元推理文庫) 新訳版の「聖典」ホームズ短編集第二弾。
 英国で出版されたオリジナル版は12編だったのですが、現在刊行されている「回想~」は11編です。
 これは、最初「ボール箱」という不倫とその果ての痴情殺人という、ヴィクトリア時代ではちとはばかれる話題であったために自粛されたのです。ありがたいことにのちの短編集に入れられました。
 
 もう一つのネタとしては、この短編集の最後で、ホームズはモリアーティ教授と共にスイスで死にます。
 作家のドイルとしては、歴史小説で一流足らんと思っている自分が、こんなもので口に糊しているという現状が情けなかったのでしょう。しかしファンの恐ろしさを舐めていましたな、この方も。
 
蔵書まるごと消失事件 (移動図書館貸出記録1) 著者:イアン・サンソム

蔵書まるごと消失事件 (移動図書館貸出記録1) (創元推理文庫) 面白そうな本を見つけたので手に取ったら、これが第二巻で、第一巻は買おうかどうしようか考えて忘れていたことに気づきました。じゃあ、買ってみるかな。
 高いけど。

 なぜ高いかというと、上のホームズが、
  税抜き価格 880円・ページ数465
   
¥/ページ比は1.89
 なのに対して、この本は
  税抜き価格 1200円・ページ数461
   
¥/ページ比は2.60
 なのです。
 価格設定を間違えているんじゃないかい? ホームズなどより売れるとでも思っていたのかな?

 

 手元の蔵書ファイルによると、

☆8月15日生まれの作家は
カーター・ブラウン Brown, Carter
  1923/8/1~1985/5/5 享年61歳

 オーストラリアのミステリ作家。「死体置場は花ざかり」などを買ったはずだけどあんまり記憶無し。(; ´Д`)

☆8月1日に死んだ作家がいなかったので、7月31に死んだ作家は
ポール・アンダースン Anderson, Poul
  1926/11/25~2001/7/31 享年74歳

 アメリカのSF作家。格としては、一流のケツ、って所かな。

R・D・ウィングフィールド Wingfield, R. D.
  1928/6/6~2007/7/31 享年79歳

 イギリスのミステリ作家。「フロスト警部」シリーズで有名ですな。

だってさ。

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