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2010年8月23日 (月)

「列藩騒動録」

 「列藩騒動録(第一巻)」精読なう(と、ツイッターふうに)
 この本は、海音寺潮五郎さんが昭和40年に書いた本で、歴史小説ではなくそのネタになる資料をまとめたものです。
 江戸時代、各藩ではいろいろなお家騒動があったのですが、その顛末はなかなか正確に記録されなかったものだそうな。そりゃそうだ、身内の恥だもの。
 恥だけではない、誰もが我が身は可愛いから、悪意がなくても自分の都合のいいところだけを書くこともある。悪意があれば事件自体を歪めてしまうこともある。
 こんな事件をいくつか取り上げ、たんねんに再現したものです。多少の脚色はありますが、ほぼ海音寺さんの調査そのまま。

 第一巻は、島津騒動、伊達騒動、黒田騒動、加賀騒動。

 この本は、作家の宮部みゆきさんのお気に入りなのだそうな。
 7/18放送のラジオ番組、トーキング・ウィズ・松尾堂に、宮部みゆきさんと京極夏彦さんがゲストに出たとき、気に入っている本として上げておられました。
 コメントがふるってます。

 「人の騒動ほど面白いものはありませんよね」
 「そうそう、他人の不幸は蜜の味と言いますから」
   
o(*^▽^*)o

 古い本なので絶版らしいですね。ちょっと手を入れて、新書サイズで再版したら売れるんじゃないかなぁ。おもしろいもの。

 そうそう、日本のミステリ作者としてはトップに立つベストセラー作家のこのお二人、名前はむろん知っていますが、生来アマノジャクという難病に冒されている鐵太郎は、守護天使がたまに鉄拳を食らわさない限り「売れている作家」の本に手を出さない信念(?)がありまして、いまだに一冊も読んでおりません。
 多分、読書人生において大きな失点なんでしょうなぁ。

 追記:
 あら、そう思っていたら手元のこの本(昭和40年刊行)のあと、2007年に文庫で上下巻の二冊で出ているようです。なぁんだ。
 内容は同じなのかな?

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