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2011年2月の12件の記事

2011年2月28日 (月)

2011年2月最後のイカロス君・多分

Ikaros_kun 今月の運用はこれで終わりです。
 と、ここ →
「IKAROS-blog」 に書いてあるので今月もここでいったん切ってもいいかな。
 イカロス君ツイッターは→ここ
 フェイスブックも最近の流行りですが、JAXAがフェイスブックを運用しているのかどうかはわかりません。

 例によって、データを元に勝手に計算して作ったグラフがこれ。

Ikaros_now

 あー、先月グラフのことでなにかほざいたような記憶もありますが、選択性健忘症の持病のせいでよく覚えていません。細かいことは気にせず、ピッポッパ。(なんだそれは)

 実は面倒なので先延ばしにしたまま、計算してませんでした。反省。
 次までにやっておきます。(マニュフェスト?w)

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2011年2月27日 (日)

先週買った本(11/2/20~2/26)

 先週はとりあえず1冊。
 ぼちぼち、リアルの世界のエンジンをかけなくっちゃね。
 と言う訳で、読む本も買う本も減るかな?(;´▽`A``

栄光の〈連邦〉宙兵隊 ミッション1異星使節団を守護せよ 著者:タニア・ハフ
栄光の〈連邦〉宙兵隊 ミッション1異星使節団を守護せよ (ハヤカワ文庫 SF ハ 16-1) このシリーズは、ミリタリーSFの二つの系譜 
<1>下級士官が出世しつつ成長していくタイプ 
<2>戦争のプロである下士官兵の苦闘
 のうちの後者だそうです。しかも、女性が主人公なくせに女を正面に立てない書き方をしているのだそうな。
 すると戦闘中に男に惚れてメロメロにならないし、「出撃していただけませんこと?」(笑)などという命令は出さないのかな。ならいいか。

 訳ありでミリタリーSFからちょっと距離を置いていたけど、こんなのなら読んでも良いかな。(くすくす)
 

 手元の蔵書ファイルより、
 
 ☆2月27日生まれの作家は
ロレンス・ダレル  Durrell, Laurence
  1912/2/27~1990/11/7  享年78歳

イギリスの小説家 「黒い迷路」を買ったけどまったく記憶なし
 
 ☆2月27日に死んだ作家は
伴野 朗  Tomono, Ro
  1936/7/16~2004/2/27  享年66

歴史小説作家 としか記憶がないなぁ
 
 だそうです。

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2011年2月23日 (水)

おお、三冊一度に読了!

「王妃エレアノール」読了。これは12世紀のフランスとイングランド。
「ともしびをかかげて(上・下)」読了。これは5世紀のイングランド。
「異星人の郷(上)」上巻を読了。これは14世紀のドイツ。

ぱたぱたとあちこちで読んでいた本を読み終えました。
最後の本は、さっき風呂で読んだところ。
頭がワヤワヤになっています。

ネタが頭の中でまとまるまで、サイトに書くのは一休み。
中の人は、ぜ~んぜん別の分野の金にならないお仕事をしているので、時間が取れなくなっているし。

そうそう、実はこんなネタも書こうとしているのです。
先日、スーパーでこんなものを見つけて買ってきました。
110220a

まぁなんというか、緑のモヤシみたいなもんですな。エンドウ豆を使うんだってね。
独特の香りがあって歯ごたえがいい。これで98円だもの。
で、その裏にこんな事が書いてあるのです。注目!
110220b

上の方を切り取ったあと、水につけておくとまた伸びてきて二度楽しいのだそうな。
実は一度ためして、都合三回食べる事ができたのですよ。
と言う訳で、今回は写真を撮って追っかけてみようかな、とね。

暇じゃないはずなんだけど。(笑)

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2011年2月20日 (日)

先週買った本(11/2/13~2/19)

ふむ、とりあえず三冊のみ。
マイペース、マイペース。 

ジェニィ (新潮文庫) 著者:ポール・ギャリコ
ジェニィ (新潮文庫) ギャリコの本。
 いきなり猫になってしまった少年。やさしいメス猫ジェニィに出会って一安心。でも、いつ人間に戻れるんだろうか。
 これはそんな本だそうな。
 読んだことがない好きな作家の本を見つけるのは、楽しいものですね。
 
ヒトの進化 七00万年史 (ちくま新書) 著者:河合 信和
ヒトの進化 七00万年史 (ちくま新書) 題名そのものの内容の本です。
 難しそうな内容ですが、立ち読みでぱらっと見てみると、ホモ・フロレシエンシスのネタとか、いろいろ面白い内容がありそうです。楽しめるといいな。
 
モジュールの秘密 (宇宙英雄ローダン・シリーズ 395)
 著者:H・G・フランシス&ウィリアム・フォルツ
モジュールの秘密 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-395 宇宙英雄ローダン・シリーズ 395) 「アフィリーサイクル」は400巻で終わりになるはずなのに、もう次のサイクルの「バルディオク」の名前が出てきています。どんな展開になるのか、さっぱりわかりません。
 ま、いいや。のんびり追っかけましょう。

 今週号には、原作850巻、邦訳版425巻までの原題と仮タイトルが掲載されています。その分、五十嵐さんのあとがきは簡略化。なぁんだい。
 

 手元の蔵書ファイルより、
 
 ☆2月20日生まれの作家は

リチャード・マシスン  Matheson, Richard
  1926/2/20~  現在84歳

「縮みゆく人間」を書いた人だっけ?
 
 ☆2月20日に死んだ作家がいなかったので、22日に死んだ作家は
ロータル=ギュンター・ブーハイム  Buchheim, Lothar-Günther
  1918/2/6~2007/2/22 享年89歳

「Uボート」を書いたドイツ作家
 ※あれ、先々週書いたばっかりだな、この人。(笑)

 だそうです。

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2011年2月15日 (火)

「ブラタモリ 赤坂編」を見なくっちゃ♪

 2/10(木)、NHKのブラタモリという番組で、赤坂周辺がテーマになったのだそうな。
 そうな、というのは、見ていなかったから。
 タモリというタレントが、そんな番組をする人だとは知らなかったので。
 浅学でゴメンナサイ。

第17回 赤坂をブラタモリ ディレクターズ・カット 完全版
 
ブラタモリ

 見なさい見なさい、と言ったのは母。
 東京の古い歴史とか変遷とか、さまざまな面白いネタを掘り起こしてくれているのだそうな。
 今回特に話題になったのは、迎賓館ネタ。
 実はね、母の実家が赤坂離宮(いまだに「迎賓館」とは言わない)の近くにありました。お屋敷町のはずれかな。

 いまはこの迎賓館、日本国が世界の客人を迎えるための施設ですので、一般人が無許可で入る事は出来ません。
 ところが昔、戦後のある時期、普通の人が入れたことがあったのだそうな。信じられますか?
 話を聞くと、母のニ姉が嫁に行ったあとで、長姉の子供、つまり私の従兄が子供だった頃だそうですから(母は四妹)、昭和20年代末期。1950年代前半か。このころ、みんなで遊びに行って、今回「ブラタモリ」に出てきた大理石の広間とか、大きな階段とかを自由に走り回ったのだそうな。

 どのくらいの範囲だったかわからないけど、怒られずに覗いて回ることが出来たそうな。迎賓館

 この赤坂ネタだけではなく、お堀の跡地がどうなったかとか、あんなことこんなこと。いろいろ見ていて楽しめるそうです。
 見なさい、と言われた以上、見ておかないとあとで話題が合わないことになるのかも。(笑)

 と言う訳で、見てみましょう。

 赤坂編・再放送 :
  NHK総合 2/16(水) 01:05~01:55
  NHK-BS2 2/17(木) 11:00~11:51

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2011年2月14日 (月)

「第九軍団のワシ」ネタ追記

 画像が一つあまったと思ったら、なぁんだ、 「第九軍団のワシ」読んだよ♪ を書くとき、調べた資料じゃないか。もったいないので貼っておきます。
Sutcliff01_map

 AD125年当時、つまりこの物語の数年前のローマ軍団の配置地図の一部です。
 ハドリアヌス帝(在位:117~138)の時代で、ローマ帝国が国境を固定して国内が整備されていった頃です。
 一応30個軍団がリストアップされていますが、定員に達していないとか、現役ではないものもあったはずです。金鉱・銀鉱の場所が示されているのが面白い。なるほど、金がなければ軍隊を動かせないのですね。
 第9ヒスパニア軍団は記録上、低地ゲルマニア、現在のオランダ付近に駐屯した訳ですね。形の上では復活しているようです。

 なにしろ、サトクリフがこの本を書いてから半世紀以上経過しています。作家の調査しきれなかったもの、新しく史料が発見されたものもたくさんあるのではないでしょうか。
 このあたりは、突っ込んで調べてみると面白いのかもしれません。
 いずれ、暇とやる気が出来たら調べてみようかな。(,⌒-⌒)v

 それと、作中でボーディッカと訳語されたケルト人の女王の伝説が、この物語に絡んできます。Boudica、Boudicca、Boadiceaなどとも綴られる、AD60年頃にローマに叛乱を起こした女王ですが、イギリスではその名はずっと伝えられているようですね。リンゼイ・デイヴィスの密偵ファルコ・シリーズは舞台がAD70~80年くらいですが、ここにもこのネタが出てきます。
 この伝説についても書きたかったけど、煩雑になるので避けました。(でもここに書いているなぁw) こういう英国の伝統って、面白いね。

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「第九軍団のワシ」読んだよ♪

 「Eagle」の原作である「第九軍団のワシ」、図書館で借て読みました。岩波書店の、小6・中学生以上向け本ですね。
 いままで読んだことがありませんでした、これ。
 サイトのポリシーとして、自分が入手した(購入した・譲渡された・取得した)本をネタにするとしています。となると、この本は本サイトに載せるのは違反です。しかし読んだ記録として残しておきたい。
 と言う訳で、こちらに載せます。


第九軍団のワシ 「第九軍団のワシ(The Eagle of the Ninth)」とは、英国の作家ローズマリ・サトクリフ(1920/12/14-1992/7/23)が1954年に発表した歴史小説です。舞台は紀元120年代なかばのブリタンニア属州、すなわちいまのイギリスです。
 イギリス人は、ローマ帝国に支配された過去を生々しく、愛憎半ばする感情で見ているようですね。軍国主義的な大帝国であったローマに征服されたことを隠さず忘れず、その支配に抵抗した現地の人々の記憶もそのまま評価すると共に、文明大国でもあったローマの元でこの地方が飛躍する礎が築かれたことも、高く評価しています。

 そんな背景がどう作用したかはわかりませんが、サトクリフはこの時代の一つの出来事を元に、当時の時代の中で考えられる限りの時代考証を行ってファンタジックな物語を書きました。それがこの本。

 紀元2世紀頃のローマ帝国は、歴史上ほぼ最大の版図を占めていました。五賢帝の一人、皇帝トラヤヌスが死んだAD117年がまさにその年に当たります。
 征服帝ともいうべきトラヤヌス帝の死後、その後継者たるハドリアヌス帝は、英帝の技量に支えられてきた無理な外征をやめ、不安定な征服地を放棄し、内政の安定を図ります。その一環として設けられたのが、ブリテン島北方に、海から海へと建設されたいわゆるハドリアヌス長城。これによってブリテン島は、カレドニアとブリタンニアに分けられ、前者がスコットランドに、後者がイングランドになった訳です。
 さてそのAD117年、イングランド北部のエブラークム(現在のヨーク)で、駐屯していたローマの正規軍の一つ第9軍団が北に進軍した後消息を絶ち、そのまま記録から消えてしまったのだそうな。
 それから約1800年の後の現代、ヨークより300km近く南のシルチェスター(古代ローマのカレバ・アトレバートゥム)の町で、翼のないローマ第9軍団の《ワシ》が発掘されたそうです。aquilam 古代ローマ軍 鷲(アクラ)の旗手 紀元前31年
 《ワシ》とは、原題でEagleとされているもの。ラテン語でAquila。ローマ軍団の象徴です。現代の軍隊で言う軍旗のようなもの。右の絵は現代に作られたフィギュアで、正確なものかは疑問がありますが、まぁこんなかんじ。長い柄の上にあるのが《ワシ》です。
 軍団の象徴であり、この元で戦うことは名誉であり、これが奪われることは軍団兵にとって最大の屈辱とされたもの。
 なせここに《ワシ》があったのか、それは歴史の謎。

 この謎を、サトクリフは、ある若い名誉の負傷で除隊を余儀なくされた元百人隊長マーカス・フラビウス・アクイラ(Marcus Flavius Aquila)を主人公に据えて、解いてみせました。それがこの本。
 マーカスという名前とか、その他の読みを英語読みではなくラテン語読みにして欲しかったとは思うけど、これは無いものねだりかもしれない。まぁいいや。 

 現地人との交流と戦い、マーカスの負傷、ブリタンニアで余生を送る叔父との出会い、奴隷エスカとの友情、隣家の少女コティア。そして《ワシ》。若者たちの未来。
 なるほど、こんな解釈もありか。あのような古代の生活を、こんな生き生きと読みやすい物語に、しかもいまから半世紀も前に仕上げてくれた作家に感謝。
 そしてこの本を翻訳してくれた翻訳者、出版し続けてくれた出版社にも感謝。

 かつて少年時代に、なぜこの本に巡り会えなかったのかを思うと、残念至極です。もっと早く読んでおきたかったなぁ。
 いまの鐵太郎は相当ヒネておりますので、読んで設定的に納得出来ないところを数ヶ所見つけてしまいましたが、それでも全体的にそんなにおかしくはない。決して荒唐無稽にならず、素晴らしい歴史小説に仕上がっているんじゃないでしょうか。
 少年少女たちだけでなく、心が若い歴史マニアみんなに読んでもらいたい本でした。
 続巻があるようです。探してみましょうか。

  (2011/2/13)

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2011年2月13日 (日)

先週買った本(11/2/6~2/12)

 なんとなく4冊。これから先、読書の時間が取れるのかどうかはわかりませんけどね。

 
異星人の郷 上 (創元SF文庫)
異星人の郷 下 (創元SF文庫) 著者:マイクル・フリン
異星人の郷 上 (創元SF文庫)異星人の郷 下 (創元SF文庫) 14世紀のドイツの小さな村に、大爆発と共に悪魔のような姿の「もの」が現れる。
 人間大で、人間とは似てもつかないバッタのような肢体。怪我を負った「それら」は、何やら機械を取り出して、住民の言葉を真似て会話しようとする。
 これはいったい何か。

 そして21世紀の現代、ある研究者が忽然と消えた中世の村のことを知る。彼らに何があったのか。どんな物語が、歴史の中に消えていったのか。

 某掲示板で、これは「ドゥームズデイ・ブック」テイストのSFだね、と推薦されていました。
 立ち読みで、その評価に誤りはない印象を受けます。少なくとも、歴史SFファンとしては買う価値があるような気がしました。
 さて、読んでみましょうか。
 
語られなかった皇族たちの真実 著者:竹田 恒泰
語られなかった皇族たちの真実 若き末裔が初めて明かす「皇室が2000年続いた理由」 (小学館文庫) 竹田恒泰氏とは、旧皇族だった竹田家の生まれで、明治天皇の玄孫にあたる人。
 慶應大学で憲法学・史学を学び、天皇家についての研究もいろいろ行ってきたとか。
 天皇家とか皇室とかを語るに当たっては、言ってみれば内側の立場にある人。何を言っても右にも左にも叩かれかねない立場なのですが、この人が日本の皇室についてどのような論を持っているのか、ちょっと興味はあります。
 
天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA コ 3-3) 著者:小林 泰三
天体の回転について (ハヤカワ文庫 JA コ 3-3) 名前は知っていたけど読んだことがない作家です。
 なんとなく手にとって読んでみたくなりました。

 でもね、鐵太郎はホラーは嫌いですよ。そういう本なら困る。それにスプラッターも楽しめない。
 怖いのが嫌いなのではなくて、恐怖感を売り物にした文学が好きではないのです。これは趣味の問題だな。
 

 手元の蔵書ファイルより、
 
 ☆2月13日生まれの作家は
栗本薫  Kurimoto, Kaoru
  1953/2/13~2009/5/26  享年54

いわずと知れた、日本の(主に)ファンタジー作家 今月になって「新刊」が発行されたっけ
愛憎半ばする読者も数多いとか

※ この「享年」についてですが、日本人の場合は正しい意味での「享年」(つまり死亡時の数えの年で「歳」がつかない)、その他の人の場合は死亡時の満年齢としています。ミスしていたらごめんなさい。


 ☆2月13日に死んだ作家は
ラファエル・サバチニ  Sabatini, Rafael
  1875/4/29~1950/2/13  享年74歳

「スカラムーシュ」を書いたイギリスの作家

ジョセフィン・テイ  Tey, Josephine
  1896/7/25~1952/2/13  享年55歳

イギリスのミステリ作家 「時の娘」が復刊されていますな

アーサー・アップフィールド  Upfield, Arthur
  1890/9/1~1964/2/13  享年73歳

「ボナパルト警部シリーズ」を書いたオーストラリアの作家 この人の復刊のニュースは聞きませんなぁ



 だそうです。

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2011年2月10日 (木)

♪もう若くないんだ よね♪

Heartsandminds 撮りだめしたビデオの中で、1/30に放映された NHKフロンティア 「ハーツ・アンド・マインズ  ベトナム戦争の真実」をDVDに落としながら見直しました。ベトナム戦争という近代アメリカの汚点の歴史を見直したもの。
 いろいろ考えさせられることもありますが、なんといっても気づくのは、今でも脳天気な正義の哲学を掲げるアメリカですが、過去を見直すことについてもけっこう真剣に行う事。
 日本は確固とした正義の確立も曖昧なまま歴史を重ねてきましたが、過去を冷厳に見直すことも曖昧にして片付けていましたよね。そのいい加減なところは、この世界の中で今後許容されるのか、どうか。
 これも日本の文化なのだとは思うし、今さら日本人にアメリカ的な精神哲学を、真似ることは出来ても心から実践することは出来ないと思うのですけどね。

 さて、それは別として。
 このTVで学生運動の盛り上がりが描かれます。当時、団塊の世代はモロにその波に飲み込まれ、日本的にそれを模倣しました。今考えると、少しずつ日本的にずらして取り込んでいたのでしょうか。

 
 このアメリカの有名な学生運動を描いた映画「いちご白書(The Strawberry Statement)」から、日本人ではこんな歌が出来ました。原型をこれほどひっくり返した設定ではオリジナルを作った人たちは苦笑いさえ浮かべられないのかも。


 しかし、当時の若者は、原型となった学生闘争の歴史より、この歌が教えてくれた世代間ギャップや人生の転機、日本式の「大人になること」を記憶した体験をしたものの方が、圧倒的に多いとか。
 結局、そんなものでしょうね。
 政治がどうのより、今日の雨に傘がない方が心配だったんですよ。



 「いちご白書」をもう一度

 この歌、荒井由実(当時)の作詞・作曲なんですよね。
 荒井姓の時の歌の方が好きなのは、なぜだろう。

 と言う訳で、そろそろ髪を切ってこようかなどと考えてしまった。
 ちょっといいこともあったし。(,⌒-⌒)v

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2011年2月 9日 (水)

冬の雨が 雪の粉に変わったのは

 こちらは、朝から雪です。
 東京では雨が粉雪に変わったそうな。

 こんな歌を思い出しました。

  ♪ 冬の雨が 雪の粉に変わったのは
  ♪ 少し痩せた 君を空が 憐れんだから
  ♪ 手のひらへと 落ちる雪を僕に見せて
  ♪ これが雪の涙なのと 寂しく笑う
  ♪ しんかん しんかん 雪が降る ビルの谷間に
  ♪ しんかん しんかん 天使が描いた 水玉模様

    「街の雪」 太田裕美・アルバム「海が泣いている」収録

 記憶で書いているので、間違っているかも。( ̄Д ̄;;

 ところで、都内で雪というと、歴史的には政変とか大事件を連想します。
 2.26事件の雪が有名でしょうか。
 当時中学生だった父は、この日だったかその前日だったか、雪で転んだ記憶があるらしい。
 とはいえ、とことん現実的な人(石頭、とも言うw)だったので、だから凶兆を感じたなどと軽佻なことはいいませんが、何度か雪が降った日にそんなことを言っていましたっけ。当時の時代の動乱の中で、それだけが記憶に残ったというのが面白い。

 まぁ考えてみると、当時は今より東京の気候が寒かったから、冬に雪が降るのはあたりまえだったのですけどね。いちいち凶兆だなんていったら、雪の立場(?)がない。
 今何か政変があるとしても、想像できる範囲に収まるだろうということはたしかでしょうな。寂しいけど。

 とりあえず、今は政変などないでしょうね、多分。与党は政権を手放さず、今月はそのままだろうということ。やれやれ。
 それでもころころ政権が変わるのは困ります。日本の威信がなくなってしまうから。
 (あ、もうなくなってるのかな? (^-^; )
 110209 すっかり雪が消えていたのに、むかいの屋根にまた少し積もりました。
 冬は、あと何度か悪あがきをして春になっていくのでしょうが、今日はいったん雪の日になりました。
 春遠からじ、かな。
 

 図書館から、「第九軍団のワシ」の用意ができたとメールが入っていました。
 岩波の大きなハードカバーの本らしい。楽しみ楽しみ。(,⌒-⌒)v

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2011年2月 6日 (日)

先週買った本(11/1/30~2/5)

 あらら、またまた一冊だけか。
 実は別に、古本屋で本を買ったのですが、その本が15年前に買ったことがあり、その本がしっかり本棚にあることに気づいたのです。これは、落ち込むなぁ。そういう間抜けなことはしない... たまにしかしない人のはずなのに。はずなのに。 (/□≦、)

ブロトグレーネの反徒 (宇宙英雄ローダン・シリーズ 394)
 著者:エルンスト・ヴルチェク&ペーター・テリド

ブロトグレーネの反徒 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-394 宇宙英雄ローダン・シリーズ 394) (ハヤカワ文庫SF) 新しくペーター・テリドという作家が執筆チームに加わります。
 この作家、ローダン執筆チームのクナイフェルに作家として教えを請うたしたこともあるそうです。こうして28歳の若さで書かれたのがこの作品。それが1976年ですから、35年昔の事。
 テリドはしかし、1998年に50歳の誕生日直前で亡くなったとか。
 時間の深淵とか、時間トリックのようとか、あとがきで書かれています。

 時の流れって、たしかに不思議です。
 

 手元の蔵書ファイルより、
 
 ☆2月6日生まれの作家は

ロータル=ギュンター・ブーハイム  Buchheim, Lothar-Günther
  1918/2/6~2007/2/22 享年89歳

「Uボート」を書いたドイツ作家

林譲治  Hayashi, Joji
  1962/2/6~  現在48歳

仮想戦記とか、ハードSFとかを、元気に書いている人です

ヘンリー・ペトロスキー  Petroski, Henry
  1942/2/6~  現在68歳

「ゼムクリップから技術の世界が見える」を書いた作家
 
 ☆2月6日に死んだ作家がいなかったので、2月7日に死んだ作家は

リン・カーター  Carter, Lin
   1930/6/9~1988/2/7  57歳

ゾンガー・シリーズとか書いた、アメリカのファンタジー&SF作家

 
 だそうです

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2011年2月 4日 (金)

映画「アレクサンドリア」 3/5より公開開始ですと

 またまた2chで拾ったネタで恐縮ですが。

 映画 「アレクサンドリア」 3/5より公開開始だそうです。
 どんな映画かというと、こんな映画らしい。

   ↓

 4世紀末のエジプトのアレクサンドリア。そこには人類の叡智を集めた“図書館”があり、図書館長の娘で天文学者でもあるヒュパティア(実在の人物)による、天体についての授業が行われていた。宗教を問わずに生徒を集めていた彼女だが、急速に数を増したキリスト教徒が古代の神を侮辱した事から、市民の間に争いが起きる。やがて図書館はキリスト教徒に破壊される。数年後、増大するキリスト教徒は、その支配の邪魔になるヒュパティアに狙いをつける。

Alexandria
 『海を飛ぶ夢』『アザーズ』のアレハンドロ・アメナバール監督による本作は、古代ローマを舞台にした史劇。ローマ帝国末期のアレクサンドリア。ここには世界の七不思議のひとつと言われ、ギリシャ時代から続く“図書館”があった。本作はその図書館が破壊された史実を基に描かれ、主人公であるヒュパティアも実在した人物だ。再現された古代の街並のリアルさも見事ながら、ここで描かれるテーマは、私たちに訴えかけるものがある。映画ではキリスト教徒だが、現代ではイスラム原理主義者によるテロリズムが世界の脅威となっている。宗教の不寛容さが、人類を学問から遠ざけ、他者への憎しみを生む。過去に起きた出来事を描いてはいるが、監督の狙いは明らかだ。

 主演を務めるのは、『ナイロビの蜂』­のレイチェル・ワイズ。
 ヒロインの凛(りん)とした生きざまと、異文化間の壮絶な争い­は必見に値する。
 配給:ギャガ
 オフィシャルサイト
 
http://alexandria.gaga.ne.jp/ 

 

 これまた、全然知りませんでした。
 これについてですが、
ネットの映画情報だけではよく分かりませんでしたが、調べてみるとどうやらこの映画は「Agora(2009)」らしい。スペインの映画のようです。言語は英語だそうですが。アメリカ資本が入っているのかどうかは、わかりませんね。

 たしかに、この時代を描いた映画は知りません。初めてかどうかはわからないけど、ローマ帝国末期という時代背景は珍しい。面白いところに目を付けましたね。
 しかも舞台は、古代世界最大の図書館があったエジプトのアレクサンドリアだそうな。歴史マニアには必見か?

 面白そうだけど、この地方都市にこの映画は来るのかなぁ? (ρ_;)

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