« 冬の雨が 雪の粉に変わったのは | トップページ | 先週買った本(11/2/6~2/12) »

2011年2月10日 (木)

♪もう若くないんだ よね♪

Heartsandminds 撮りだめしたビデオの中で、1/30に放映された NHKフロンティア 「ハーツ・アンド・マインズ  ベトナム戦争の真実」をDVDに落としながら見直しました。ベトナム戦争という近代アメリカの汚点の歴史を見直したもの。
 いろいろ考えさせられることもありますが、なんといっても気づくのは、今でも脳天気な正義の哲学を掲げるアメリカですが、過去を見直すことについてもけっこう真剣に行う事。
 日本は確固とした正義の確立も曖昧なまま歴史を重ねてきましたが、過去を冷厳に見直すことも曖昧にして片付けていましたよね。そのいい加減なところは、この世界の中で今後許容されるのか、どうか。
 これも日本の文化なのだとは思うし、今さら日本人にアメリカ的な精神哲学を、真似ることは出来ても心から実践することは出来ないと思うのですけどね。

 さて、それは別として。
 このTVで学生運動の盛り上がりが描かれます。当時、団塊の世代はモロにその波に飲み込まれ、日本的にそれを模倣しました。今考えると、少しずつ日本的にずらして取り込んでいたのでしょうか。

 
 このアメリカの有名な学生運動を描いた映画「いちご白書(The Strawberry Statement)」から、日本人ではこんな歌が出来ました。原型をこれほどひっくり返した設定ではオリジナルを作った人たちは苦笑いさえ浮かべられないのかも。


 しかし、当時の若者は、原型となった学生闘争の歴史より、この歌が教えてくれた世代間ギャップや人生の転機、日本式の「大人になること」を記憶した体験をしたものの方が、圧倒的に多いとか。
 結局、そんなものでしょうね。
 政治がどうのより、今日の雨に傘がない方が心配だったんですよ。



 「いちご白書」をもう一度

 この歌、荒井由実(当時)の作詞・作曲なんですよね。
 荒井姓の時の歌の方が好きなのは、なぜだろう。

 と言う訳で、そろそろ髪を切ってこようかなどと考えてしまった。
 ちょっといいこともあったし。(,⌒-⌒)v

| |

« 冬の雨が 雪の粉に変わったのは | トップページ | 先週買った本(11/2/6~2/12) »

映画・テレビ」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ♪もう若くないんだ よね♪:

« 冬の雨が 雪の粉に変わったのは | トップページ | 先週買った本(11/2/6~2/12) »