« 先週買った本 (2011/6/26~7/2) | トップページ | ネコにゃんにゃん »

2011年7月 4日 (月)

ふつうのくらしにもどれますように

 ツイッターネタにしたものの再掲ですが、こんなものを見ました。

 近所のスーパーで、七夕の笹が飾られ、子供たちの短冊が飾られていたんですよ。その中でこんなものが。

 切ないね。

Tanabata

 だけどもっと切ないと思ったのは、3.11を経験した後で、特にこの県の住民は、もう昔の生活に戻ることはできないんだよ、ということ。そしてそれを、子供たちが見上げる大人たちのほとんどが理解していないこと。

 福島原発事故の責任を誰が取るのかは、今はいい。
 どう決着するつもりなのかを声高に語るのも後でいい。
 子供の未来をどうするんだと机を叩いて論ずるのも後でいいかもしれない。

 もう昔の安穏とした生活には戻れないことを、心に言い聞かせようよね。
 昔が安穏としていたかどうかは別としてね。

 かつて、パソコンが普及して、インターネットが普及して、携帯が普及した時も、もう昔には戻れないパラダイムの変化を、否応なしに我々は経験しています。
 そんな変化が、また来たんですよ。もっと非道いヤツがね。

 今、3.11以後というパラダイムの変化を受け入れなくてはいけない。
 その先にあるものがなんなのかわかっていないと言う点では、明治維新の時の日本人、国王をギロチンに掛けたフランス人、ニューメキシコのトリニティ実験を見ていたアメリカ人などの、パラダイムの変化に立ち会った人たちと同じように、明るい未来を期待しながら、悲惨な明日を恐れながら、立ち向かわなくてはいけなくなってしまった。

 そんな未来を、我々はこんな短冊を書いている子供たちに押しつけてしまった。

 切ないね。

 でもさ、頑張ろうや、みんな。そうするしかないもの。

 

 個人的には、この震災と風評被害で仕事が激減し、今月の休業日も倍増しているけど、そんなことはこの世界の中ではささいなことかも。
 ま、頑張ってのりきるしかないよね。のりきれるものならさ。(; ´Д`)

 追記:妙にアクセス数が伸びていることもあり、個人情報となるところをぼかします。

| |

« 先週買った本 (2011/6/26~7/2) | トップページ | ネコにゃんにゃん »

★東日本震災ネタ」カテゴリの記事

コメント

☆hush猊下  どもども。
 こちらでは、いろいろ暗い話題が続いています。
 近くのスーパーで、
 「一回3000円で土の放射能を簡易測定します」
 という看板が出ました。
 先の見えない不安の中で、自暴自棄の人も出てきています。

 よその人にはわからないかもなぁ、と思いつつ毎日を過ごしています。なんとか元に戻らないか、戻らなくてもいいからこの不安が晴れないか、いろいろ考えますが、結局今はどうにもならない。

 明日は良い日になりますように、と祈って毎日寝ています。

投稿: 鐵太郎@管理人 | 2011年7月 6日 (水) 12時43分

 昔、クリスマス・ツリーに幼稚園児の書いた短冊がぶら下がっているのがショッピング・モールにぶら下がっていて、何気なしに見ていたことがあります。○○が欲しいとか、△△になりたいとか書いてある中に、Feliz Natalと書いてあるのが1枚ぶら下がっていました。ポルトガル語でクリスマスおめでとうなのですが、この子にとって、クリスマスは宗教行事なんだと、ふと、当たり前のことに気づいたわけです。
 と同時に、この年齢で異国に来て、異国の言葉を覚えなくてはいけないと言うのも、いろいろと複雑な気持ちになったのですが、
閣下におかれましても、クリスマスは宗教行事なのかなと思いながら、仏教徒である私はよいお盆をとか、よい涅槃をとか(こらこら)言えませんので、せめて正月ぐらいには普通の暮らしに戻っておられることを切に願っております。
 

投稿: hush | 2011年7月 5日 (火) 22時45分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ふつうのくらしにもどれますように:

« 先週買った本 (2011/6/26~7/2) | トップページ | ネコにゃんにゃん »