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2011年8月25日 (木)

高貴なる者の責任

 時々のぞいているネット記事の一つに、東国原英夫氏、つまり元宮崎県知事、元東京都知事候補、元芸能人そのまんま東のブログがあります。
 昨日、
ノーブレスオブリージ と題して、島田紳助氏の引退宣言を惜しむ記事が上がっておりました。

 東国原氏の意見は意見、それはそのまま受けとります。
 島田紳助という芸能人として希有な才を保った人が、社会的責任を感じて潔く身を引く、惜しいことであるがその意気や良し、とのこと。
 そこで、ノーブレスオブリージという言葉を使う。
 彼のように才能秀でた人は、その才を生かし、もっと社会のために尽くしてもらいたい、とのこと。

 言いたいことはわかる。
 けどね、と鐵太郎は思う。

 ノーブレスオブリージとは、いわゆる銀の匙をくわえてきたような、何不自由ない上流階層に生まれた者は、その幸運を享受して生きる権利はむろんあるが、国家や郷土に危機が迫った時真っ先に自己の身を捧げる覚悟を持つべき、といった意味ではあるまいか。
 島田紳助氏には才があるらしい。人を引きつけ、芸能界で人気者、大ものとして君臨できる才が。
 その才は、彼が持って生まれたものと、苦労して身につけたものでしょう。
 それはそれで尊敬すべきかもしてないけれど、だからどうした。
 ノーブレスオブリージという、生まれついて高い階層にあって、何かあったら先頭に立って自己を犠牲にする覚悟とは、次元が違うよ。

 東国原さん、鐵太郎はその言葉の使い方はおかしいと思う。

 ちなみに鐵太郎は、芸能界で人気者として君臨する才能は、人間社会の中で高い価値があるとは思わない人。単にテレビ界という人気商売の中で受けることが社会的に優れた人間であるとは思わない。
 だから余計そう思うのかもしれないけどね。
 価値観の相違でしょうね。

 しまった、めずらしく時事ネタを書いてしまった。(笑)

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雑談」カテゴリの記事

コメント

☆ヤンチャ先生
 あの人には才があり、人を引きつけるものがあるのだそうな。
 そうさ、ヒトラーもそうだった。岡本太郎もそうだった。
 そんな人はたくさんいます。
 その分野で名をなして、人の目を集め、好意的に受け止められた人はたくさんいます。
 だから、たとえ多少汚れたことを行ったとしても、許されるべきだというのは、筋が違う。そうでなくてはいけないはずですよね。

 ちなみに、鐵太郎は人の上に立つ人は、多少の薄暗いところがあるのはしかたないと思うクチですので、ちょっと矛盾しているかもしれませんが。

 ただ思うのですが、島田紳助の才が、世の中の何を救ったのか。
 単なるテレビ芸人でしょ?
 そんな程度の者を、泣きながら引き止めるとか、ちゃんちゃらおかしい。

 芸能界の汚れは許されるべきではないというタテマエをあくまで守るなら、島田紳助はさっさと退場すべき。
 引き止めるべきでない。
 引き止める価値もない。

 むろん、その生まれも、持っている心も、「高貴な者」ではないのだから、ノーブレスオブリージなど、もってのほか。

 ・・・ちょっと過激になってみました。
 (でもアリアは歌わないw)

投稿: 鐵太郎 | 2011年8月26日 (金) 19:04

『こんな才能ある人が引退するのは残念だ』
とか
『面倒見のいい人だったのに』

そんなコメントばかりでうんざりします。どうして
『暴力団を利用するのは社会通念上許されない行為であり、どんなに有能でもその常識を知らないのは残念』
にならないのでしょうか?

警視庁では、暴力団を利用しないよう市民に呼び掛けています。
そんな当たり前の事を守らず今まで活動ができていた芸能界の甘さは強く責められるべきですね。

投稿: 病茶 | 2011年8月26日 (金) 09:24

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