「ボギー大佐」
お仕事中のこと。退職後に「OB」として仕事しにくるおいちゃんがいるんですが、目の前で工具を振りつつふんふん鼻歌を歌っています。
いつまでたっても同じところで終わって、また最初から。
なんの歌だって? なんと、小坂明子(知らない人もいるだろうからWikiにリンクを張ってみました♡)の「あなた」。古いぃぃぃっ! (≧∇≦)
♪真っ赤なバラと 黄色いパンジー
のところで歌が止まってしまうんだもの、いらつくったらありゃしない。(笑)
そこで別な曲を連想して、今日はほぼ一日頭の中はこの曲があふれていました。
これね。ボギー大佐。
なんで「あなた」から「ボギー大佐」を連想したか納得できない方、小一時間鐵太郎を問い詰めてみたい方、来るもの拒まずです。私はどんな人の挑戦も受ける!(だけ、むろんw)
で、それを頭の中で反芻しながら思い出したのが、このネタ。
初めてこのネタを知ったのは、児島襄(こじま・のぼる)さんの本だったと思います。
東条英機とかニミッツとか、第二次大戦に登場した有名人のことを少しずつ書いたエッセイ風の人物伝の中で、ヒトラーの項になったとき、書くネタがなくて書いたような小文でこの××のことが書かれていましたっけ、たしか。
何しろ読んだのが前世紀の事ですので、記憶があいまい。
ドイツの友人に出会ったとき、意気投合して、
「今度は勝とうな」
「うん、イタリア抜きでな」
てな話になったとか。この話もよく考えるとネタでしょうな。
それを横で聞いていたのが、イタリア人の友人。ばつが悪げに黙り込んだ二人ににっこりほほえんで、口笛でボギー大佐のメロディーを吹き、表情が明るくなった二人の前でにやにやこの歌詞を歌ったのだそうな。
やるじゃないか、マカロニ野郎。(いまだとヘタリアというべきか?w)
その話をマクラに、大戦中OSS(アメリカの諜報機関。CIAの前身ですな)が企んだ「ヒトラー女性化作戦」のことなどが書かれていました。
で、連想はぐるぐる回り、児島さんの本をまた読んでみたくなりました。
これではオチにならんな。(爆)
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