東風が吹いた... かな
東からの風、というのは、英国では不吉な意味があるのだそうな。
なにか不安なものは、英国の場合、必ず東から来るから。
「東から風が吹いているね」
というのは、シャーロック・ホームズ譚のひとつ、「最後の挨拶 His Last Bow」の中の、ホームズの台詞。世界大戦の暗雲が迫る1910年代を背景に、老いたホームズが英国への最後の奉公として活躍した物語。
でも、友人の危機に駆けつけたワトスンは、いかにも彼らしくいわおのようにその言葉を受け止めます。
天才肌のホームズより、友の思いを常に的確に受け止めるこの人に、あこがれるときもあるもの。
そんな風が、ちょっと吹いてきた今日この頃でありました。
で、元気を出すために今日はこの曲。
懐かしい、と思う人には懐かしい曲。
風に吹かれて行こう
悲しい時が来て 恋がいやになったら 風に吹かれて行こう
君と僕が二人して 築いた恋は誰にも こわせやしない
しないさ
あああ
やまがたすみこさん、若いね!
| 固定リンク | 0
「雑談」カテゴリの記事
- 無題(作・夏目漱石 大正5年11月19日)(2021.12.30)
- 欲識生死譬(中唐・寒山の漢詩)(2021.01.23)
- ことよろ のみ。(2017.01.02)
- あけおめ・ことよろ(2016.01.01)
- 診察結果 2015-09-10(2015.09.13)
コメント
「やまがたすみこ」で連想が進んで思い出したのは、か細い声で歌う「チューニングラブ」だったんだけど、youtubeに見つからなかった。残念。
まァ、昔の歌ですなぁ。(; ´Д`)
投稿: 鐵太郎@放浪中 | 2012年6月20日 (水) 22時22分