ウ・ボイ U boj
仕事中、単調な繰り返しが続いたとき、ふとこんな歌詞の歌を口ずさんでいました。
ネ! カ! セ! ク! ヤ! セ! マ! セ! パム! モ! パス! ケ!
音程は、一定。四分音符のスタッカートで、さらに続きます。何かの呪文のような。
なんの歌だかわかる人は、かなり特殊な体験をしている人に限られます。(爆)
大学時代、男声合唱をやっていたときに歌ったもの。
「ウ・ボイ」という歌です。(男性合唱曲としては、 「ウ・ボイ ウ・ボイ」ではなかった)
この歌詞は、その中で中間部の展開のところで、低音部を受け持つバスとバリトンが歌う歌詞。テナーとセカンドテナーはその上でメロディーを歌います。
(男声四部合唱では、上から二番目のセカンドテナーが主としてメロディーパート。鐵太郎の属した三番目のバリトンは、一番損なコーラスパートでありました。 (T_T) )
もとは、関西学院大学から始まったものなのだそうな。学生時代にはこれは、東欧の歌なのだ、としか知りませんでした。
楽譜も、カタカナのもの、東欧のアルファベット.が追加されたものなど、数種類ありました。
これが、クロアチアの歴史の中で大事な歌であったことを知ったのは、ネット社会になってから。こんな意味のある曲だとは、知りませんでしたなぁ。
うーむ、歴史は重い。
いざ戦へ、戦へ!
故郷のために、故郷のためにいざ戦へ!
悪魔のような力が
ナイフをつきつけようとも
戦へ!
我らは少数なれど勇敢なり!
誰が奴を倒すのだ?
悪魔に死を、死を!
故郷のために死す喜びよ!
敵に向かえ! 打ち負かせ!
オリジナルのウ・ボイもユーチューブなどで聞きましたが、やっぱりこの男声合唱の方がなじみがありますね。
関西学院グリークラブが1881年にヨーロッパに演奏旅行に言ったときのものだそうです。さすが。
ついでに検索していて驚いたんですが、こんな人も歌ってる。しかも、日本語訳で。
おお!(笑)
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