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2013年7月 2日 (火)

制動の虚報

 じゃない、むろんネタは青銅の巨砲。いわずと知れた、C・S・フォレスターの歴史小説。
 ナポレオン戦争の後半、イベリア半島を舞台に行われた、フランス帝国とスペイン+英国の激突の中で起きたあるスペイン・ゲリラの物語でした。
 ま、それはそれとして、遊就館の前にあった青銅砲ネタ、おまけです。

 これは、ツイッターに上げた写真だな。

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 で、もうちょっと前から撮ったのがこれ。

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 砲身に螺旋状のミゾがないでしょ? 先ごめ砲で、砲弾はまん丸のむくの鉄の弾を使う大砲だからね。

130629g

 トラニオン(砲耳)が、大砲の重心あたりにあります。仰角を稼ぐ必要がないという事もあるし、この方が運搬にも楽だったんでしょうな。この後の元込め砲は、俯仰の軸となるトラニオンは、ずっと砲尾よりになるんだよね。

 今の機械屋なら、トラニオンと聞くとこっちを思い浮かべるかも知れません。もちろん、語源はあっちですからね。
 こう言う話を現場ですると、ヲタの爺ィがまた能書きを、と馬鹿にされます。しくしく

 

130629h_2

 この大砲の横に、特攻隊の若い操縦士の銅像があります。
 靖国神社だからね。
 でもさ、時々おぢさんは思うんだ。若い兵士が死んでいったのは悲劇だよね。でも、第一線を退いたおぢさんたち、40代50代の兵士たちだったら、死んでも気にならないのか。
 赤紙で引っ張られていったおぢさんたちについても、もっと考えても良いんじゃないか。彼らだって、本来なら戦場に立たなくてもいい臨時の兵士たちだったんだから。

 で、思うんだ。もし仮に日本が、ソ連のように男手が足りなくなってうら若い女たちが兵士として狩り出されたのなら、何千の少年兵より17才の少女特攻隊10人の方が、遙かにニューズバリューがあったんだろなぁ、ということ。
 世の中、平等なものなどなにもないのさ。(* ^ - ^)

 あ、この砲はこのへんにあります。グーグルの航空写真からね。

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