サスケハナ ─ 濁った水
サスケハナとは、「濁った水」という意味なのだそうな。
歴史マニア的には、この名はかのアメリカの提督マシュー・ペリーが日本を訪問した時の旗艦の名。
→「ペリー提督 海洋人の肖像」参照。
元々は、川の名前です。
Wikiによると
アメリカ合衆国北東部を流れる河川。長さは715kmで、東海岸では最も長く、全米でも16番目の長さである。流域はニューヨーク、ペンシルベニア、メリーランドの3州にまたがり、その面積は71,225km²である。河岸にはペンシルベニア州の州都ハリスバーグやウィルクスバリ、ニューヨーク州ビンガムトンなどの都市が立地している。
とのこと。この川は、今や「濁った水」どころか「最も汚染された川」になっているのだそうな。
むろん、「アメリカで最も」、なのだけどね。
そこでこんな事が起きたんですと。
原因は、エネルギー危機に対応する、より環境負荷の少ない化石燃料の模索から始まったらしい。
地面の中、シェール(頁岩 けつがん)のなかに閉じ込められた可燃性ガスを取り出して利用すれば、二酸化炭素の増加を(比較的)抑えられる、石油に代わる夢の燃料になると思われたらしいのです。しかも、現地の人たちの雇用にも役立つし、万々歳じゃないか、とのこと。
しかし、本当に環境負荷は少ないのか、本当にコスト的に引き合うのか、本当に安全で優れたエネルギー源なのか、採掘によって環境に悪影響はないのか、いろいろ問題が出てきたらしい。
日本の国土は地質学的に若いので頁岩がほとんどなく、この採掘はほとんど行われていないのだそうな。
してなくてよかったねー という内容になりつつあるようです。
資源のない国はこんな時に有利か?(おいおい)
(`_´) だから一刻も早く核融合発電を実用化しろと(ry
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