カテゴリー「★東日本震災ネタ」の28件の記事

2011年10月31日 (月)

ツイッターのアイコン

 ツイッターのアイコンを、サン・ファン・バウティスタ号(のレプリカ)の、折れたトップに変えてみました。それがこれ。

Sanjuanbautista

 これがアイコンとして小さくなると、よく見えないよね。
 で、これが元図。というより、元の写真から大きめにトリムしたもの。縮小率も抑えめなので、ディテールがよく見えるでしょ? クリックすると大きくなる、と思う。
111029e

 風向計、風速計などの近代的な計測器がついていますね。中央に立っている球状のものから突き出た細い棒は、臨時の避雷針だろうか。
 本格的な修理をするためには、いろいろ費用がかさむことがあるんでしょうね。折れたマストヘッドには、とりあえず臨時のカバーが付いているようです。
 まさかマットレスじゃないよね?(笑)

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2011年10月29日 (土)

サン・ファン・バウティスタ号(レプリカ)

 石巻のサンファン館に行ってきました。
 いろいろあってこの時間になってしまったので、今日はブログ記事は簡単に。

 今回はサンファン館の中は無料です。
 こんな状態。111029a

 見おろしたサンファン号。船体にはありがたいことに大きな異常はなさそうです。トップマストが折れただけかな。ほかにもいろいろトラブルがあるのかもしれませんけどね。
111029b

 上の写真の左下、このフロアを津波が直撃しましたので、こんなかんじ。
 まだまだ復旧できる状態じゃないらしい。
111029c

 石巻の町中は、まだまだこんな状況のところもあります。震災からもう7ヶ月たっているのにね。

111029d

 復興までの日にちは遠い。頑張らなくっちゃね。

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2011年7月11日 (月)

放送受信料免除...?

 ネタがないのでこんなものを。

 情けないな、最近ネタに詰まると被災者特権の利用とは。(爆)

 実のところ、中の人はリアル世界でスランプです。
 本人の名誉
(そんなものがあると仮定しての話だ、諸君)のためにいうと、その大半は彼のせいではない。
 主として風評被害などに起因する会社の受注量激減と、その対策で打ち出された会社のエライ人のとんでもないアイディアに振り回されたため。

 エライ人はどうなっているのかは知らないが、市からの補助を入れても手取りが従来の6割に激減、むろん各種手当てもカット、ボーナスゼロ   ・・・っちゅうとモチベーションも下がります罠。
 うわさによるとエライ人は無給だそうだ、あくまでうわさだけどね。別に疑う理由もないが。

 世の中って、面白い。人生万事塞翁が馬。
 まぁこんな情勢だ、腐り始めてもいいよね、少しならさ。

 

 んでもって、日本ハンダ工業 じゃなかった日本放送協会から(どちらもNHKなのさw)こんなお手紙が来ました。
 
放送受信料免除手続き ですって。

 おおっ! と思ったね、一瞬。(笑)
 ところがさ、

放送受信料免除について

 よく読まなきゃイカンよな。

 免除の範囲: 災害救助法が適応された区域内において半壊、半焼又は床上浸水以上の程度の被害を受けた建物の放送受信契約
 免除の期間: 平成23年3月から平成23年8月まで(6ヶ月間)

 なのだそうな。
 でもって、
「り災証明書の写し(コピー)」を添付して郵送してくれ、とのこと。

 中の人は残念ながら被災者だけど罹災者じゃないんだよね。建物も無事だし。
 残念、適応外。

 とりあえず、被災者証明は取っているから、東北で高速道路に乗った場合及び東北の高速道路で降りた場合の高速料金は一年間無料です。首都高とか特別な道路を通らなければ。
 上手く使えば、九州までただで行けます。

 ガソリン代さえあれば。  (; ´Д`)

 ま、そのうち良いこともあるさ。のんびりやりましょう。

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2011年7月 4日 (月)

ふつうのくらしにもどれますように

 ツイッターネタにしたものの再掲ですが、こんなものを見ました。

 近所のスーパーで、七夕の笹が飾られ、子供たちの短冊が飾られていたんですよ。その中でこんなものが。

 切ないね。

Tanabata

 だけどもっと切ないと思ったのは、3.11を経験した後で、特にこの県の住民は、もう昔の生活に戻ることはできないんだよ、ということ。そしてそれを、子供たちが見上げる大人たちのほとんどが理解していないこと。

 福島原発事故の責任を誰が取るのかは、今はいい。
 どう決着するつもりなのかを声高に語るのも後でいい。
 子供の未来をどうするんだと机を叩いて論ずるのも後でいいかもしれない。

 もう昔の安穏とした生活には戻れないことを、心に言い聞かせようよね。
 昔が安穏としていたかどうかは別としてね。

 かつて、パソコンが普及して、インターネットが普及して、携帯が普及した時も、もう昔には戻れないパラダイムの変化を、否応なしに我々は経験しています。
 そんな変化が、また来たんですよ。もっと非道いヤツがね。

 今、3.11以後というパラダイムの変化を受け入れなくてはいけない。
 その先にあるものがなんなのかわかっていないと言う点では、明治維新の時の日本人、国王をギロチンに掛けたフランス人、ニューメキシコのトリニティ実験を見ていたアメリカ人などの、パラダイムの変化に立ち会った人たちと同じように、明るい未来を期待しながら、悲惨な明日を恐れながら、立ち向かわなくてはいけなくなってしまった。

 そんな未来を、我々はこんな短冊を書いている子供たちに押しつけてしまった。

 切ないね。

 でもさ、頑張ろうや、みんな。そうするしかないもの。

 

 個人的には、この震災と風評被害で仕事が激減し、今月の休業日も倍増しているけど、そんなことはこの世界の中ではささいなことかも。
 ま、頑張ってのりきるしかないよね。のりきれるものならさ。(; ´Д`)

 追記:妙にアクセス数が伸びていることもあり、個人情報となるところをぼかします。

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2011年6月29日 (水)

被災証明書

 会社が休業日なので、例の高速道路が無料になるという被災証明書をもらってきました。
 8:30始まりなのに、日頃の疲れか寝坊したので、行ったのは10時すぎ。行列になっているといわれていたのでちょっとドキドキでした。

 渡された番号札は、440。
 でも、中で410番を呼んでいたので、待つのは30人だけ。しかも10箇所も窓口ができているので、すぐに順番は回ってきそう。

Photo

 で、呼ばれて見せられたのがこの紙。
 といっても、書くのはむこうの方。
 免許証・保険証・パスポートを見せると、コピーを取ってそれを見ながら紙に書くんですよね。

Risai

 住所と名前を書いて、日付を入れて、はいおしまい。

 なんだか簡単だね。

 後でコピーから本人を確認するんでしょうけれど、本来は3.11の時にこの町に住んでいたことを証明する必要があるはずなんですがねぇ。
 なんだか、乱暴なばらまきな気がします。
 パンとサーカスの故事でいうのなら、この次に来るのは東電のつるし上げかな?

 それで納得しろと?

 
 福島は、まったく自分たちの責任ではない原発事故の後始末の不具合で、風評被害を含めいろいろと面倒をかぶっています。人によっていろいろ差はあるにしても、あまりたいした被害のないこちらでも
 「でも、福島で作るんだよね?」
 といわれて仕事を断られた事もあります。
 これは風評被害であり、実務的な被害ですよねぇ。

 ましてやここの子供たちの将来については、あれこれいろいろ言われています。
 ネット上ではいいネタになってますな。ご親切に。

 だから、こんな時代だもの。このくらいの役得があってもいいのかも。
  ┐(´ー`)┌

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2011年5月 3日 (火)

ドジな塩分補給の顛末

 ドジッたね、いやはや。
 あ、塩分補給とは、時々海を見たいっ!という発作を起こす中の人のため、用もないのに海に行くことです。
 閑話休題。

 なにをドジったかというと、最初の場所取り。
 まず、当日の天文データ。
 えー、5/3の福島県いわき市の日の出時間は、04:40です。
  月齢29.5(つまり新月) 日の出の方向 69度
  干潮 10:02 22:04 満潮 03:12 16:43

 この69度がミソであった。あはは。
 今回行った先がいわき市の南、小名浜港の東にある「三崎公園」というところ。
 ここで方位69度というと、だいたい下地図の赤線の方向。

 つまり、日の出の方向が、陸地に遮られて見えないのです。冬場ならいいんだけどね。
 アホ、ドジ。

110503a

 時間はもう04:15。もっといいロケーションに行っている時間がない。
 で、あわてて回り込んで手近の海水浴場に行ったのです。┐(⌒-⌒)┌

110503b
 これがその詳細。横から見た展望台の写真は、今回撮らなかったので昔のをあとでさがしてみようかな。

 で、そこで撮った写真がこれ。ツイッターでも実況したけど、まともにデジカメで撮った方。
 クリックすると、ちょっと大きくなります。(多分)

110503c

110503d 

110503e 

 うん、なかなかいいな。

 
 

 実は、振り返るとこんな光景もあったのです。
110503f

 震災からもう50日経って、後片付けはかなり進み、復興し始めていますけど、いまだにこの状態なのです。

 このつらい情景は、何十枚も写真を撮りました。
 これをネタにしてもよかったんでしょうね。
 でもね、そういう情景は報道カメラマンに任せます。
 自分だけの記録にします。
 みんな頑張っているんだよね。そんな情景を、興味半分と取られかねないブログのネタにするのは、どうも鐵太郎の趣味に合わない。

 だからこれだけにします。
 防潮堤をたたき壊した津波の恐るべき威力が、ちらっとだけ見られればいいかな。

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2011年4月29日 (金)

風は回廊に?

 福島県は、三つの地方に別れます。
 太平洋側に面した南北に延びる「浜通り(はまどおり)」。
 その西の南北に走る阿武隈山地の低い山峰を越えて、県内の中央に南北に延びる「中通り(なかどおり)」。
 奥羽山系の南端と、猪苗代湖の西に位置する、「会津地方」。

 見つけた地図は、4月の初めの状況のようです。
 ある種のデータを元に作ったものでしょう。正しいところもあると思います。
 あまりにも見やすくヴィヴィッドな情報なので、これを見て恐怖に駆られる人もいるかも。
 阿武隈山系の町より、中通りの放射能の数値が高い説明になるから、なおさら。

 だがしかし、待て、諸君。
 情報とは、バグダッシュ中佐のセリフじゃないが、バイアスがかかっているもの。同中佐が、と同時に田中芳樹氏がその時セリフで言ったように、「常に」という限定詞を付けたらそれは陰謀論に堕してしまうので、「常に」とは言わない。無意識のうちかもしれないし、間違ってと言うこともある。
 ともかく情報はバイアスがかかるもの。これは正しい。

 この地図から受ける情報は、頭から丸呑みにしてはいけない。
 参考としましょう。
 

 この地図によると、放射能の流れは、浜通りの中央部から浜通り一帯を襲うかと思ったら、ちょっと違った。
 南の、「フラガール」で有名ないわき地方は、どうやら最悪を免れたらしい。
 
県北地方を回って、中通りに回り込んだらしい。
 風向きが作用したのか、不思議なルートを回りましたねぇ。

 これぞ山峡の回廊に回り込んだ風のせいか。(地図をクリックすると、オリジナルの地図が開きます)

福島原発の影響 April. 5-7 2011

 いよいよ、風は回廊にむかって吹いて、疾風怒濤の時代が来るようです。
 アッテンボローさんが泣いて喜びそうな。(ヲイ)
 

 これを見て、面白がるかパニックになるか、人さまざまでしょうなァ。
 人それぞれの性格もあるし、置かれた状況もあります。一概に批判する気はない、責める気もない。

 鐵太郎は、この状況を面白がっています。
 アマノジャクだし。 (,⌒-⌒)v

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2011年4月27日 (水)

C級被災者の愚痴、かなぁ。

 ネット畏友へ書いたカキコの転載。
 こんなサイトを紹介され、設計図ってよくわからない、東電の説明も難しいね、という言葉が添えてありました。

 →福島第一原発の説明図

 それと 福島原発の状況

 
 で、こんな事を書きました。

 そもそも図面ってのは、図面という「言語」を習得した人なら誰でも理解できるシステムです。
 まぁ、この説明図ぐらいはなんとかわかりますが、単なる外観の説明でしかないので詳細はまた別ものになるのかな。

 日本政府関係者や東電などの資料の出が遅いのは、そもそも彼らには「中学生でもわかるレベルに目線を下げた情報開示」という概念がないからでしょうね。プロならわかるだろうけれど細かいことを知られたらヤバイから曖昧に、素人にわかるほどレベルを下げるには誇り高すぎる、などの思惑があるのでは。
 日本国内ならそれでも通用するかもしれないけど、アメリカのように「馬鹿を相手に説明するのがプロのプロたるところ」という意識がないから、どうしても上手くいかないのでしょうねぇ。

 こちらは、町のあちこちで我慢していた歪みが、じわじわと浮き上がってきています。
 しばらく我慢すれば元に戻れるはず、という思惑が背負い投げを食らったあとで、この先どうなるのか。まだまだ予断を許しません。

 
 がんばろう、とただ言うだけでは駄目な時期になりつつあります、多分。
 この町の住民は、聖人君子じゃない。無垢な子供じゃない。
 そんな言葉だけでいつまでもなんとかなる訳じゃないと思う。

 でもさ、結局言えるのはこれだけ。

 もうちょっと、がんばろうや。みんな。

 

 ところで、高速道路でこんな光景を見ました。 
285589742 千葉県のナンバープレートをつけた警察のバスが何台も何台も。
 東北高速道路、国見PA下り車線です。
 これから自衛隊に代わって宮城の被災地に行くのでしょうか。
 心の中で手を合わせたい気分。明るく笑っていたこんな人たちが、仕事に見合う見返りがありますように。

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2011年4月23日 (土)

被災地にて、愚痴じゃないひとり言

 うーむ。

 ここは被災地なんですよね。双葉原発の東60kmのところだし、震度6も食らったし。
 あんまり意識はないけど。
 あ、連日だけど普通なら本震と言ってもいいような余震があるな。

 震災後一段落して、町に光も戻ってきたし、一見綺麗な町並みも今まで通り。
 でも街を歩くと、ありこち壊れたところがあります。崩れたビルもあります。瓦屋根の家は、まだかなりの数がブルーシートをかけたまま。
 この県の土建屋は、一時総動員で震災復興のために駆り集められたらしい。それがある程度落ち着いたのだから、直すのはできるはず。
 でもね、お金がかかるのです、これ。
 瓦を直すのに数十万、屋根をトタンに葺き替えるのには200万円以上かかるのです。誰が費用を払うのか。日曜大工で窓や戸は直せても、屋根の葺き替えは命がけですもの。
 とりあえず、みっともないけどブルーシートでいいじゃん、となる。周りの家もみんなそうなんだからさ、と日本的な右習え思想が上手く機能する。善哉!

 そこに原発騒動だよ。まったく。

 ネット上でいろいろ論議はあります。
 参加しても面白いんだけど、そこでちょっと待て。オイラはどのスタンスで語ればいいのか。

 鐵太郎はまず技術屋です。その立場で原子力開発にしろなんにしろ、技術は止めてはならないと言うのが主張の根本にある。政治的な発言にしても、まずそのスタンスで語りたい。

 しかし、東京電力のていたらくは見ていて弁護の余地はないと思う。
 アレが原因で日本の原子力産業にタブーの分野が出来てしまい、大きく技術が後退することはありえる。この国と国民がそれを真に望むなら、それもやむなし。
 チャレンジすべき未来技術はこれ一つじゃない。

 となると、議論に参加するのも面倒になるよね。立ち位置が複雑だから。
 

 あ~あ、某サイトの論客J氏のように、アホな発言はともかく叩いて自分がアホであることを自覚させろ、というスタンスに立てたらいいなぁ。残念ながらあれは撃たれ強く、雑学的知識がむやみに豊富で、反射神経が良くないとできないからねぇ。蛇蝎の如く嫌われることを覚悟しなくちゃならないし。(笑)

 ま、いいや。猿はひっかく、雉は突っつく、犬は噛み付く。だれでも出来ることをするだけだよね。

 そのスタンスで、ネット上に蔓延する根拠のない風評、パニック的な発言、愚にも付かない陰謀論には、ちょっかいを入れてます。オイラは地に足が付かない論は嫌いだから。
 嘘を嘘として認識できない人、いかなる時でも茶化して楽しむヒトの存在を許せない人は、ネットでは一歩下がっているべきだよ。
 消えろ、とはいわないからさ。

 安全なんだから騒ぐな、とは言わない。
 この町が、最悪の可能性の流れに従って人の住めない致死量の放射能に満ちることはありえる。可能性としてならなんとでも言える。
 ま、そんなときが仮に来るとしても、オイラはあわてるのは嫌だよ。パニクるのも嫌だよ。

 しかし、そんなことにはならないと思うんだよね。
 臨界量に近づいた核燃料が暴走を始めることはあり得るけれど、核爆発を起こすとは思えない。
 長い目で見て健康を害する可能性のある放射性物質が蔓延することはあり得るけれど、それで社会が壊滅するような被害になるとは思えない。
 ニューメキシコの原爆実験場の周りから始まり、大国の核実験の結果社会が壊滅したことは過去にあったかな? 広島の町は、奇形児だらけの町かい?

 ぼくらはフェルミ、ボーア、そしてアインシュタインの時代を経て、原子力の時代に入ったんだ。この中で折り合いを付けて生きていくしかないじゃないか。

 誰かを信じないと安心できない人は、なにか、誰かに頼ればいい。しかしその対象が無謬・完璧とは思ってはいけない。
 ま、こういうスタンスでいることが出来ない人には、酷な話だろうな。

 そんな訳で、ネット上で読んだこの町に住む人の、

  もう誰も信じられない! 誰を信じたらいいの! 誰か助けて!

 という矛盾に満ちた叫びは、鐵太郎にとってはウザイのです。でも、人は弱いものだから、そんな考え方しかできない人も多いんだろうな。
 これからもそんな人が増えていくんだろうか。

 みんな、もっと元気出せよ。

 ところで、データ好きで統計好きな鐵太郎ですが、この町で発表されている放射能の計量データについて、統計を取る気はありません。
 不安を煽るから、という理由じゃない。そんな、データの基礎条件が明確でないもので安全を測りたくないから。
 昨日より5%上がった、だからどうなの、ということに悩むのが嫌だもの。

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2011年4月15日 (金)

公民館の桜

 ツイッターに画像だけ上げた公民館の桜です。
 画像はクリックすると大きくなります、(多分。うまくいかない時もあるみたいw)

20110415a

 公民館の前は、この町で一番早く桜が咲くところだそうですが、今年は出遅れました。もう七分咲きを過ぎています。

 遅かりし由良之助、といっても今じゃあ死語の世界かも。(笑)

20110415b 昔の公会堂です。いまじゃ公会堂としては使っておらず、県の指定文化財になっているはず。大正時代の、この町が市制を敷いた頃に出来た由緒ある建物です。
 建物自体は、震度6とそれ以後の余震に耐えぬいたように見えますが、下の階のガラス窓には空襲時みたいにテープが貼られ、出入り禁止です。
 
避雷針が曲がってるのがわかりますか?
 とりあえず見た目には、被害はこれだけのようですが、ほかにどんな破損があるのかはプロじゃないとわからないんでしょうね。
 上の時計ですが、ちゃんと動いていました。しかも、ちゃんと合っています。ちょっと嬉しくなりました。
 
がんばろうぜ、福島。

20110415c  今の公会堂の建物は、旧公会堂の隣にあります。出入り口の上の枠が破損したようですね。そのほか、上の窓もいくつか外されたまま。
 こちらの復旧の方が急務のはずですが、一ヶ月たってもこんな状態です。余震が収まらないうちは手をつけられないのかな。
20110415d
  桜は、震災に関係無く咲きます。
 だから、桜を愛でる花見だって、気兼ねすることなくどうどうとすべきですよ。被災者の心を思うことと、楽しめる時に日本の花鳥風月を楽しむことは、関係ないでしょうに。

 ところでこの桜、まだまだ白いですね。
 少し時間が経つとピンクになるのかな。

 

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