カテゴリー「歴史マニア」の22件の記事

2009年8月23日 (日)

26日の「歴史秘話ヒストリア」

 辛口のブログの更新が楽しみな「橋場の日次記(ひなみき)」によりますと、橋場日月(はしば・あきら)氏は8/26のの「歴史秘話ヒストリア」に出演されるかも、だそうな。
 あ、この方は歴史研究家・作家です。本サイトでも一作載せています。
 
 この方が、真田幸村ネタでNHKに何を突っ込んだのか、ちょっと楽しみ。(くす)
  
 講談もので人気者となり、司馬遼太郎氏が「軍師二人」で持ち上げてくれた真田幸村ですが、運良くというのかなんというのか、実力・実績以上に人気がありますなぁ。
 天下のNHKたるもの、この人気を壊すような無粋な真似もできまいし。
 はてさて、どんな番組になるでしょうか。 ( ̄ー+ ̄)

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2009年7月22日 (水)

ナポレオン@「名将の采配」

名将の采配
「ナポレオン・“常識破り”が勝利への道 アウステルリッツの戦い」(再放送) 
NHK総合 7月22日(水) 0:10~0:44 Napoleon

出演
【プレイヤー】森永卓郎 、松島尚美
【プレゼンター】綿引勝彦
【解説】歴史家…来村多加史
【司会】永井伸一
【語り】古賀慶太

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2009年7月15日 (水)

真田昌幸@「名将の采配」

 名将の采配「真田昌幸・“懐の深さ”が勝利のカギ」 が、2009年 7月14日(火)深夜というか翌日の0:10~0:40に放映されました。

Meishou090714出演
【プレイヤー】清水圭(タレント)、高橋和(女流棋士)
【プレゼンター】綿引勝彦
【解説】歴史家…来村多加史
【司会】永井伸一
【語り】古賀慶太


再放送予定: 7月16日(木) 1:15~1:44

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2009年7月10日 (金)

鐙(あぶみ)と馬具の話

 前にね、どこかの掲示板で「鐙(あぶみ)」の歴史を調べています、と書いたことがありました。
 まぁ、その時はちょっと調べていたんですよ、たしかに。でも、あまり資料がないので結局投げ出しちゃったんですよね。
 期待させてすみません。(もう時効だよね)

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2009年7月 8日 (水)

アレクサンドロス@「名将の采配」

名将の采配
「アレクサンドロス・窮地を突破する“統率力”」
NHK総合 7月9日(木) 1:15~1:44 

出演100saihai0709s
【プレイヤー】佐藤治彦,小倉優子
【プレゼンター】綿引勝彦
【解説】歴史家…来村多加史
【司会】永井伸一
【語り】古賀慶太


ほうほう?

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2009年7月 7日 (火)

「ヘンリー8世 中世からの脱却」見たよ

NHK プレミアム8<文化・芸術>“皇帝”たちの野望より
放送: 09/7/7(火) 20:00~21:30
Prog_090707_premium8
 ヘンリー8世は並外れた人物でした。たとえて言うなら、自分の力をわかっていないライオンのような人でした。彼はイングランドのほかのどの君主より、世界中の人に知られています。なくなって500年近くたった今でも、生き続けているのです。
 ─ ウィリアム・アンド・メアリー大学 デール・ホーク(番組より)

 なるほど、そうか。
 ヘンリー8世を、こういう視点で見るというのは面白い。最近の
歴史修正主義による新しい視点でしょうか。

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2009年7月 4日 (土)

「始皇帝 中国を作った男」見たよ

Prog_090630_premium8 むろん、NHK-BS プレミアム8 の「“皇帝”たちの野望」シリーズです。
 第一回放映は、タイミングが悪くて見ることができなかったので今日の再放送で。
 ちなみに、7月7日(火)午後2:00~3:30 にもう一度BShiで再放送する予定だとか。

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2009年6月27日 (土)

坂本龍馬@歴史秘話ヒストリア

6/25放送の歴史秘話ヒストリアは、坂本龍馬が主役。

俺たちは“負け組”じゃない! ~奮闘!坂本龍馬と亀山社中~

という副題です。

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2009年6月21日 (日)

マスター&コマンダー 本当に放映?

 帆船映画の傑作(と、鐵太郎が断言する)
「マスター・アンド・コマンダー MASTER AND COMMANDER:THE FAR SIDE OF THE WORLD」
 の放映予定ですが、いまのところ変更なし。

 国会で何か起きでもしない限り、無事放映されそうです。
 めでたいな♪
  ↓

 ここ、放送予定ね

 それからね、いい写真を見つけたので貼ってみます。

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2009年6月18日 (木)

太宰治@歴史秘話ヒストリア

 6/17放送の歴史秘話ヒストリアは、太宰治が主役。この人の生涯を追ったもので、意外に面白かった。

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織田信長@歴史秘話ヒストリア

 これもNHKの番組。
 
歴史秘話ヒストリアという番組がありますな。

 6/10放送は、「親父!いいかげんにしてくれよ!~信長に振り回された家族たち~」という題でした。
 家族の親父としてはなんとも非道いひとだったという、面白い視点で描いた信長像。

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2009年6月17日 (水)

テミストクレス@「名将の采配」

 TV-EYES 名将の采配:テミストクレス・勝利を導く“先読みの才” が、6月16日深夜、というか17日早朝 0:10~0:40に放映されました。

 さて今回は、サラミス海戦。世界4大海戦の一つとされていますが、残念ながらほかの3つは教えてくれませんでした。
 ちぇ。(`◇´*)

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2009年6月14日 (日)

毛利元就@「名将の采配」

 6月9日放送の「名将の采配」は、「毛利元就・敵の裏をかく3つのワナ」でした。
 アナウンサーは永井伸一さん。プレーヤーとなって駒を動かすのは 作家・江上剛さん と タレント・東ちづるさん。
 先週のこともあるので、やっちゃったかな感は抑えておきましょう。(なんだそれ)
 バトルマスターとして阪南大学教授・北村多加史さん。

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2009年6月 4日 (木)

「名将の采配」見たよ

見た感想。

 まず、
 ハンニバルの肖像画が、劇画調だぞォ!
 かっこよすぎるぞォ! (*^ω^*)ノ彡

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2009年5月17日 (日)

今週本を買わなかった&萌え画像w

平和...  かな?
ま、それだけじゃ寂しいので。
先日、
死刑執行人サンソンを書いているときに見つけてしまった萌え画像。
   ↓

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2008年11月20日 (木)

雪が降ったよ!

雪が降ったね! 夜中、肌寒かったんですよね。
 朝見たら、向かいの家の屋根にうっすらと雪です。
 冬が近づいていますね。あ~あ。


 すいません、hush様!
 下に書き込みされていたんですね。
 どうも頭がグタグタになっていて、自分のブログも真面目にチェックしていませんでした。なさけなや。
 トップページ拝見しましたよ。
 奈良・京都の低い山々、大昔の修学旅行の記憶しかないのですが、神々しさを感じましたね。それいらい、通り過ぎたことはあっても、じっくり見たことがないのです。もう一度時間を取ってのんびり見てみたい。
 風邪は、(やっぱり「馬鹿」のケがありますから(笑)、)すぐ直りました。久しぶりに病院に行きましたよ。軟弱者。w


 パッペンハイムに関して、抜き書き。
 「ローダン30 アトランティス要塞」159ページ。話し始めたのはローダン。
 徐々に心を開いたアトランが、ローダンの部下をちょっと褒めたのを受けて。

 「アトラン、あなたは高齢だ。ヴァレンシュタインをご存じだったか?」
 わたしははっとした。思い出が大波のようにおしよせてきた。
 「ご存じなのだな。けっこう、アルコン人 ─ わたしも自分のパッペンハイム軍団を知っている!」
 太陽系を準光速でつっぱしる最新式の大宇宙船の中で、わたしは一将軍のことを考えていた。ゴトフリート・ハインリヒ・グラーフ・ツー・パッペンハイムという長い名の将軍のことを。
 三十年戦争の渦中、1631年、皇帝軍司令官ティリーの下で彼がマクデブルク市を占領したとき、私はその現場にいたのである!
 わたしはパッペンハイム軍団というものを知っている。だが、ローダンもその名の意味するところを知っているようなのだ。この騎兵将軍の部下たちは全面的に信頼できた。どんな難事に直面しても、たじろがなかったかれらであった。

 歴史の中に、過去の人々の記憶が生きている文化って、素敵です。
 それが多少誇張されていたとしてもね。
 さしずめ日本なら、
 「わたしにも、自分の本多平八たちがいるのだ、アトラン」
 とでも言うのでしょうか。
 伝説化した人々でいいのなら、弁慶でも、猿飛佐助と言ってもいいかも。

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2008年11月17日 (月)

11月17日に死んだ人【歴史ネタ】

 ゴトフリート・ハインリヒ・グラーフ・ツー・パッペンハイム(Gottfried Heinrich Graf zu Pappenheim 1594/5/29-1632/11/17 右画像)Pappenheim

 中世史と軍事史に詳しくて、しかもよほどマニアックな人でないと、知らないでしょうね。

 「ローダン30巻 アトランティス要塞」 (クルト・マール&カール・H・シェール)の中に、面白い歴史ネタが載っていたんですよ。
 1万人に渡って地球を放浪していたアトランは、こんな事を言っています。

 1631年に共に戦った、軍団長ゴトフリート・ハインリヒ・グラーフ・ツー・パッペンハイム将軍の率いる騎兵たちなら、常に全幅の信頼を置けた!

 このパッペンハイムという人は初耳だったので調べてみたけれど、手元の資料(or史料)でもよくわからない。

 パッペンハイムはリュッツェンの戦い(1632/11/16)において、傭兵隊長として名高いヴァレンシュタインの指揮下で神聖ローマ帝国軍として戦い、ヴァレンシュタインに、
 「あれぞ我らがパッペンハイム! "I know my fellow Pappenheims" ("ich kenne meine Pappenheimer")」
 と言わしめた猛攻により皇帝軍の危機を救い、この戦いの銃創により翌日死亡したそうです。

 このパッペンハイムの言葉は、詩人シラー(Johann Christoph Friedrich von Schiller 1759 - 1805)によって書かれた戯曲『ヴァレンシュタイン三部作"Wallenstein"(1799)』の中で "Daran erkenn' ich meine Pappenheimer" という言葉に変えられて、のちに人口に膾炙したそうな。

 このリュッツェンの戦いは、三十年戦争(神聖ローマ帝国を舞台として、1618年から1648年に戦われた中部ヨーロッパの国際戦争)のなかで、分岐点となった重要な戦闘なのですが、それはまた別なお話。

 1631年となると、有名なのは「マクデブルクの戦い」なのですが、英語名「Sack of Magdeburg」でもわかるように、この戦いは籠城戦のあとの兵士による略奪と虐殺で有名です。騎兵部隊の信頼という意味で評価できることとは思えません。
 ヴァレンシュタインの麾下にあったパッペンハイムは、戦士としてアトランもしくはシェールを感嘆させる人物であったらしいが、そのとき何をしていたんでしょうかねぇ。
 なんだか気になるなぁ。

 現在、この人のことをちょっと調査中です。

おまけ。 
リュッツェンの戦いの戦いの前に、ヴァレンシュタインがパッペンハイムに送った手紙。
要旨: 「さっさと兵隊を連れて俺の所に来い!」
Pappenheim

なんか、いいなぁ。こういう歴史ネタ。

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2007年9月 9日 (日)

大漢風 項羽と劉邦

 第49話「粛清と帰郷」です。

 今週あたりから、見るのが辛くなります。
 歴史の波が通り過ぎたあとの引き潮と言ったらいいのか。

 天下を争った項羽(こう・う)はすでになく、漢帝国の重鎮であった史上最高の軍師、張良(ちょう・りょう)はすでに引退したあと。
 国士無双と讃えられた古今未曾有の戦術指揮官、韓信(かん・しん)が捕らえられ、なぶり殺しにあいます。
 「狡兎死して良狗煮られ、高鳥尽きて良弓蔵され、敵国敗れて謀臣亡ぶ」との名言を残して。
 歴史上存在しなかったはずの「月姫」という女性の存在が、わずかな救いになります。こんな歴史も、あったならいいね。1152773254

 劉邦(りゅう・ほう 右写真)を支えた功臣の中で、残るは丞相の蕭何(さい・か)のみ。

 他の功臣も、次々と粛正される。糸を引くのは皇后・呂雉(りょ・ち)。彼女の冷酷なマキャベリズムは漢帝国に平和をもたらしたのか。
 のちに漢帝国の根幹を揺るがし、中国史上三大悪女の一人と言われた女の面目躍如(?)でしょうか。

 劉邦を演ずる胡軍(フー・ジュン)は、若き日の無頼漢と、老いた老皇帝をうまく演じていますね。よい役者ではないかな。最初はなんだか違和感があったけどね。
 今回、劉邦は61歳になったという自分の年齢を思い、それでも国内平定に駆け回る生活に疲れています。史実では、51歳で死んだはずだと思うのですが、どうなのかな。
 来週、おそらく劉邦の最期となるのでしょうね。そして歴史の波は引き、新たな動乱が始まるまで息を潜める。

 こんな歴史の引き波まで描いたドラマは、あまり見たことがありません。ドラマ性で言うと、クライマックスは垓下の戦いで終わっていると思うのですが、ここまで描くこだわりにちょっと拍手。

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2007年5月 4日 (金)

カレーの市民

 イギリスの歴代国王の中でも人気の高いエドワード2世の治世の時、百年戦争が勃発しています。当時イギリス国王はフランス南部に広大な領土を持っており、開戦初頭では優位に戦いを進めていました。
01  1346年7月にノルマンディに上陸した英国軍は、8月にクレシーの戦いに快勝し、その余勢を駆って1347年に、英仏海峡に面したフランスの港町、カレーを陥落させます。

 そのとき、このロダンの銅像で有名なカレーの市民6人による嘆願が起きました。

 この銅像は、上野 西洋美術館の正面に野外展示されています。
 

03 右側で胸を張ってカレー市の鍵を握りしめるのが、ジャン・デール。

 その左でややうつむいているのが、リーダー格である長老のユスター・シュウド・サン=ピエール。

 左むこうで日差しに手を掲げているのがジャック・ド・ヴィサン。

02  ジャック・ド・ヴィサンに励ますように語りかけているのが中央のピエール・ド・ヴィサン。

 左手、呆然としているのがジャン・ド・フェインウ。

 

06  絶望に頭をかきむしっているのが、アンドリュー・ダンドル。

  

 

 

 

  

 この事件は、中世において、自己犠牲と献身、そして騎士道精神の発露とされています。
 たしかに、ルイ13世の治世下で起こったラ・ロシェル包囲戦よりは「人道的」といわば言える。

 しかし、本当はなにがあったんでしょうね。(笑)

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2007年4月26日 (木)

「仮面の男」一考

 先日、デュカプリオ主演の「仮面の男」が、NHK-BSで放映されました。一応録画はしたのですが、レオナルド・デュカプリオと言う役者があまり好きではないし、内容が原作と改編されているという噂があったので、ちょっとためらいましたね。
 昨夜、DVDに落とすかどうか判断するため、見てみました。

 やーーー こんなのもありかーーー! 見終わって第一声。

 前後の無駄分のカットだけのつもりが、全編見てしまいました。
 いいんじゃない、こんな解釈も。

 アラはありますよ、時代考証的にも、時代の中の人間関係的にも。
 アンヌ・ドートリッシュはあんな人じゃない。銃士の制服はあれじゃない。ベルサイユ宮殿じゃないよ、あれ。あんな地下牢はないだろ。当時のマスケット銃は違うんじゃないか。
 ダルタニャンは、デュマの物語でも歴史の真実でも、あの時に死んではいないよ。最後の場面は原作と全然違う。
 第一、鉄仮面は現代のほぼ定説となった解釈と違う。
 フランスに、歴史原理主義者や国史正統主義者がいるとしたら、血相変えて怒るだろう。

 でもね、面白かった。
 あんな解釈もあり、か。

 ああ言う展開はあり得ないけど、あんなアトス、ポルトス、アラミスがいてもいい。そして、あんなダルタニャンがいてもいい。
 ガブリエル・バーン、アイルランド出身、1950年生まれ。この映画が撮られたとき、48歳ですか。渋いねぇ。

 デュカプリオ? 誰それ?(笑)

 最後まで見てしまったので、出張(24日)のだるさも残っている中で、次の日の仕事がきつい。自業自得か。(笑)

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2007年1月31日 (水)

指鹿為馬(鹿を指して馬と為す)

 下の投稿をしてからしばらくたって思い出しました。
 なんちゅー鳥頭。      。・゚ ゜(⊃д`) ゜゚・。

 数年前、悪名高き2chに入り浸っていた頃の、世界史板での話。
 なんといいますか、「政治的に知能レベル及び協調性のレベルが平均値より低いと判断せざるを得ない人」が立てたスレで、常連の皆様にさんざん叩かれてスレ主が引っ込んだとき。

>このスレは歴史オタクの雑談スレになりました。
>だれかネタはない?

 というレスが入りました。
 調子に乗ってぼくはこんなのを書いてみました。

 「主上には本日もご機嫌麗しく、恐悦至極に存じます」
 「趙高か。朕はちと退屈じゃ。なにやら面白いことはないかの」
 「さすれば、このような趣向はいかがでございましょう」

 「ほう? あれはなんじゃ?」
 「ごらん遊ばされましたか。いかがでございましょう?」

 「見事な鹿じゃのう」
 「主上、お間違えになってはいけません、あれは馬でございます」

 「馬じゃと? 鹿であろうが。角がある」
 「いえ、馬にございます、主上」

 「そんなことはあるまい、趙高。あれは鹿じゃ」
 「主上のお間違えでございます... これ、そこのもの、あれは何じゃ?」

 「...ははっ。あれは、あれは... 馬、にござります」
 「その者はなんと申した? 馬じゃと?」
 「これ、そこの女、あれは何じゃ?」

 「あ... は... あれは... 馬かと存じまする...」
 「みな、かように申しております、主上。あれは馬にございます」
 「そうか... そうなのか?」
 「馬でございます、主上。臣の申すことにお疑いありや?」

 「...いや、ない。わかった、あれは馬じゃ」
 「主上には本日もご機嫌麗しく、恐悦至極に存じます」

 蛇足ですが(笑)、「朕(ちん)」とは中国の皇帝のみが使う一人称。日本の天皇も使ったらしいのですが、使った記録は見たことがありません。「主上」とは中国の皇帝に対する敬称で、これも日本でも使われたらしいのですけど、見たことはありません。

 上の話は、「指鹿為馬」がどのようなシチュエーションだったのかいろいろな説がありますけど、一番気に入った説をモチーフにした小話です。 ちょっと受けました。(笑)
 残念ながら多分、歴史考証的には正しくないと思いますけどね。

 ところで、「大漢風」に出てくる趙高には立派なヒゲがあります。宦官にヒゲが生えるとは思えないのですが、なんでそういう設定になっているんだろう?

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2007年1月30日 (火)

大漢風 項羽と劉邦

 HDビデオにたまっていた番組を、DVD一枚分になったら落とすのですが、少しため込んでしまいました。いかんな。
 今日はCMカットしつつ「大漢風 項羽と劉邦」(BS日テレ)を見ました。
 16話の「鉅鹿(きょろく)の戦い」と、17話の「鹿を馬と為す」のふたつ。

 これ、日本で云う大河ドラマですね、いろいろな意味で。金のかけ方は遙かに上のようですが。
 どこが似ているかというと、史実をふまえてわかりやすく面白い人間ドラマに仕立てていること。序盤の役者の演技のこなれていない感じまで似ている。(笑)

 項羽(こう・う)を演ずる胡軍(フー・ジュン)は凛々しく傲慢。
 虞姫(ぐき)を演ずる楊恭如(クリスティ・ヨン)は可愛いく淑やか。
 劉邦(りゅう・ほう)を演ずる肖栄生(シャオ・ロンション)は田舎くさく女好き。
 呂雉(りょ・ち)を演ずる呉倩蓮(ン・シンリン)は貴族的で策を弄すきりっとした美女。
 史実ではこの四人が共に生活する事などあり得ないはずですが、良いドラマになっています。

 見始めた最初はしっくりしないと思ったものですが、回を重ねるにしたがって面白くなってきました。

 17話は後半に有名な二世皇帝・胡亥と、宦官・趙高による「馬鹿」の語源、「指鹿為馬」の場面が出てきます。中国史好きにはこたえられない。

 いま気になっているのは、項羽の元で何となく浮いている韓信(かん・しん) ─ 呉越(ウー・ソナ) ─ がいつ劉邦に忠誠を誓うのか、それまでにどんなドラマがあるのか。
 この人は史実ではわりと無頼漢ですが、ドラマでは英雄の風貌はありながらどこか線の細い文武に秀でた知将という設定です。のちに劉邦の元で天下を取り、やがて粛正される悲劇の名将ですが、常に未来を暗示させるような台詞回しに引き込まれます。

 そうそう、放送は字幕付きの中国語ですが、韓信の中国語読みも「かん・しん」と聞こえます。
 何となく面白い。

 全50話だそうです。先は長い。楽しみです。

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