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2007年8月の8件の記事

2007年8月26日 (日)

今週買った本(8/19~8/25)

   今週買った本
 
「キルン・ピープル(上・下)」 デイヴィッド・ブリン  期待度B
 ブリンの、近未来私立探偵ものですと。しかも、主人公は人間でないという。なんとまあ。
 この人の作品と言えば、知性化シリーズですね。遙かな未来の重厚な舞台に軽妙なストーリー、読みやすく分厚いSFです。
 こんなお話も書ける人なのですねぇ。期待度をちょっと上げておきます。(笑)


 今月の新刊で、マイクル・クライトンの新作が出ています。面白いでしょうね、きっと。
 どういう訳か、乗り遅れましたので、クライトンの作品はほとんど買っていません。「アンドロメダ病原菌」と「ジュラシック・パーク」ぐらいかな。
 あるに突然とりつかれて読み始めるかも知れませんが、今はそこまで手を出す余裕なし。(あは)

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2007年8月19日 (日)

今週買った本(8/12~8/18)

   今週買った本
 
「万物の尺度を求めて」 ケン・オールダー  期待度B
 まあなんといいますか、最初はこの本の厚みにびびったんですよ。
 中身は面白いんですけど。
 メートル法を確立させた時代の苦労話ですね、簡単に言うと。

 
「織田信長合戦全録」 谷口克広  期待度C
 しつこく、谷口さんの信長論。面白いかなぁ?
 
「黒体と量子猫1」「 ─ 2」 ジェニファー・ウーレット  期待度C
 エピソードで綴る物理学の歴史、だそうな。読み始めたらやめられない。
 だから、立ち読みはやめて真面目に読むことにしました。(笑)
 

「グイン・サーガ115 水神の祭り」 栗本薫
  期待度D
 惰性ですよ、惰性。しかも、今回は面白くなさそうな気配。困ったなぁ。
 
「ローダン338 星のメールストローム」 エーヴェルス&クナイフェル  期待度C
 惰性ですよ、惰性。でも、アンソン・アーガイリス元皇帝となると、ちょっと期待してもいいかも。(笑)

「ウォー・サーフ 上・下」 M・M・バックナー  期待度C
 危険な冒険の体験をネット上で体験するスポーツが急展開。小気味よいアクションSFですね。
 
「シャーロック・ホームズ大人の楽しみ方」 諸兄邦香  期待度C
 ホームズの解説本ですかね。久しぶりにこういうのを買ったなぁ。
 
「シャーロック・ホームズと賢者の石」 五十嵐貴久  期待度B
 日本人によるホームズのパスティーシュですね。最近はこう言うのも面白いのが多い。
 ありがたいことですなぁ。

 はて、と思って在庫(積ん読本)の山を数えてみました。やばいよ、50冊ちょっと手前だ。
 自粛しよう。

 と何度言ったことやら... ┐(´ー`)┌

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2007年8月15日 (水)

意地でも夜明けを見よう!(笑) その1

 と言うわけで(何がだ)、海に行って夜明けを見れなかったので、休み中になんとか夜明けを見に行こうとまた峠道に行きました。
 
 (ATOKさんに、「ら抜き言葉」だと叱られました。ごめんなさい)
 例の峠道、ちょっと気に入ったのです、実は。Toge1
 この道路、「走り屋」さんたちの御用達には絶対なりません。なにせ、この狭さ。飛ばすことも、併走することもできません。この道幅のままでてっぺんまで上がります。
 ごらんの通り、街灯ひとつありません。
 この峠は、御霊櫃峠(ごれいびつとうげ)といいます。
 歴史的に遡ると、前九年の役(AD1051-1062)まで遡る由緒正しい土地だそうですが、あまり便利な場所ではありません。広い意味で、歴史的にはほとんど記録に残らないところです。地元ではそれなりに必要な道路でしたがToge2_2

        クリックすると拡大します→

 日本の歴史にその名が出たのは、戊辰戦争(明治元年-2年 1868-1869)の時が最初で最後ではないかな。旧幕府軍の鎮圧という美名で終わったこの戦争で、暴力的な新体制への反発と独立運動は終息させられました。(という見方で語ることもできますわな(笑)。) 

 この戦争の一部、会津戦争のとき、ここは戦場となりました。
 盆地である会津への進入路のひとつとして、白河・二本松方面からの侵攻ルートは南から勢至堂(せいしどう)峠、三森(さんもり)峠、御霊櫃(ごれいびつ)峠、中山(なかやToge10ま)峠、母成(ぼなり)峠の5つがあります。歴史が示すように、官軍は最も守備の手薄な母成峠を抜いて会津盆地になだれ込みます。
        関係地図・クリックすると拡大します→
 御霊櫃峠は古戦場とはいえ、重点的に守備した箇所を迂回されたのですから、マジノ線と同じで、戦略的には失敗ともいえる。
 これで古戦場といっていいんでしょうか。

 場所的には、急な山を上がって降りる地形です。徒歩や馬を引くならともかく、馬車を含めた車両の通行は困難ですから、現代では有効な通行路とは言えません。予備的な生活道路として舗装されていますが、大規模な開発をする価値はないでしょう。Toge3
 ハンググライダーの愛好家の穴場だそうです。

        クリックすると拡大します→

 福島県中央部から会津に入るルートは、現在では
   勢至堂峠には国道294号線
   三森峠には県道6号線
   中山峠には国道49号線(新潟市からいわき市まで横断する道路)
   母成峠は国道115号線
 が走っていますが、御霊櫃峠は国や県の管理外の道路です。


 さて、日の出が見えたかどうかは下の記事へ、以下次号。(笑)

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意地でも夜明けを見よう!(笑) その2

 そこで、その峠で、意地でも日の出を見ようと考えたアホの挑戦です。(わはは)Toge4

 この峠から北の方を見上げると、額取山(ぬかどりやま)という山があります。そこまで上がれば素晴らしいのですが、根性も体力もないぼくは、その手前の小高い山の山頂まで上がることにしました。
 峠から200mくらいなのですが、息が切れたのは日ごろの体力不足。(てへへ)
 ふらふらと山を上がると、風が強い。水平線にもやがある。Toge5
 こりゃあ、駄目かなぁと思ってしばらく待っていると、日の出の時間から15分ぐらい経過してから、ようやく太陽が見えてきました。Toge6
Toge7 Toge8 Toge9  今日も暑くなりそうです、こりゃ。

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2007年8月13日 (月)

ペルセウス座流星群!

 夜中にいきなりやる気が起きたので、ペルセウス座流星群を見に近くの峠に行きました。
 ここは、道幅がやたら狭いので、ボーソー族さんとか峠族の方々は来ません。4メートルないんじゃないかな、道幅が。センターラインなんてありません。ライン引いたら、崖から転げ落ちます。(マジ)
Goreibitsu
 全く見通しがきかないヘアピンで蛇行しながら、かなりの高低差を上がっていく道です。ゆっくり走ればたいしたことはないのですが、夜中にここを上がるのは、度胸がいるかも。なにしろ、街灯が一切ありません。道の両側は、上に切り立った崖か、下に切り立った崖か、道にはみ出た森の木々しかありません。忘れた頃に退避用の場所の表示があるだけ。
 あ、それと霊を信じる人は、お勧めしませんよ?(笑)
 峠の名前がすごいでしょ? ぼくのような無神経な奴でも、後の席に誰かいる気配を感じたりしますし。(笑)
 
 さて、たった一人だとちょっといやだなぁと考えつつ峠まで来ると、家族連れらしい車が数台。これはこれで助かった、アベックだったらあらぬ疑いをかけられる。(笑)

Per_20070811_0052s もやっぽかったのが残念ですが、2時間ぐらいぼーっとひっくり返ってみていたら、20個ぐらいは流れ星を見つけました。カメラを用意したけど、設定がうまくできなかったので撮れません。残念。
 よそ様のサイトの写真ですが、こんな感じ。

 気がついたら、きのうの午前2時半に起きて、途中2時間ぐらい仮寝しただけで今はもう午前3時。
 この反動で明日は一日寝ているんじゃないだろうなぁ。いや、今日か。

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2007年8月12日 (日)

夜明けを見に行きたかったのに...

 仕事が土曜日まであったので、休みは今日から。
 いまだに仕事がドタバタしています。ストレス解消に、夜明けの海が見たくなりました。
 朝、2時半に目ざましをセットして、3時過ぎに家を出て、夜の国道をぶっ飛ばしました。さすがに朝は涼しい。
 夜明けの時間は4:49なので、間に合う時間に到着した場所がここ。↓

0708122  
 海辺の高台にある公園です。このてっぺんに上がると、海がよく見えます。絶好の撮影位置。天気予報は快晴です。

 
 しかし!
 
 水平線はガスがかかっていました。
 あ~あ、忘れていた。夏は海面にもやが
でるんだっけ...0708121
 
 残念
...
 秋口になってから、またチャレンジしましょう。残念でした。がっかり。
 

 そういえば、忙しかったのと夏休みの特番で、ビデオのハードディスク容量がやばくなってきました。残り34%ですと。
 内容がわかっているものは、DVDに落とせばいいんですけどね。録画予約をみてみたら、びっしりつまっていてその暇もない。ナンテコッタイ。
 
 ま、それが一段落するまで待つしかない。今はのんびりと、バックで録画しながらこの前録画した押井守の監督作品、「パトレイバー2」を見ています。この人の世界観は好きですが、ちょっと突き抜けたところがあるよなぁ。
 言わんとすることは正鵠を得ていると思うけれど、万人の正確な理解が得られるだろうか?
               ↓


 戦線から遠のくと、楽観主義が現実に取って代わり、そして、最高意志決定の段階では、現実なるものはしばしば存在しない。戦争に負けているときは特にそうだ。

 まともでない役人には、二種類の人間しかいないんだ。悪党か、正義の味方だ。

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2007年8月11日 (土)

今週買った本(8/5~11)

   今週買った本
 
「黒河を越えて」 ロバート・E・ハワード  期待度B
 蛮人コナン、第4巻。ほう、女海賊首領ヴァレリアの登場ですね。
 少しずつコナンが武将となっていき、「文明の中に潜りこんだ野蛮人」から「文明の中で活躍する野蛮人」になっていく。そういう変化は、なかなか興味深いですねぇ。

「真珠湾〈奇襲〉論争」 須藤眞志  期待度C
 真珠湾奇襲の謎についての研究です。2004年だから、ちょっと古い。歴史修正主義や陰謀論の検証と反論です。歴史解釈の見直しは、面白いですねぇ。

「海上タクシー〈ガル3号〉」 多島斗志之  期待度B
 同じ作家の「二島縁起」を読み終えて、海上タクシーのお話をもっと読んで見たくなって、本屋に駆け込みました。単純だよなぁ。
 この中年のおっさんにちょっと萌えです。

「白楼夢」 多島斗志之  期待度C
 で、そのとなりにあった同じ作家の本をついでに買いました。
 海ものじゃなく、毛色の違う作品です。舞台はシンガポールですと。
 期待度は下がるけど、面白そう。

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2007年8月 4日 (土)

今週買った本(7/29~8/4)

  今週買った本

「信長の親衛隊」 谷口克広  期待度C
 信長シリーズですねぇ。こちらの方が古いのですから、こっちを先に読むべきかな、と。(笑)
 信長の周りを固めた男たちというと、村井貞勝と堀秀政ぐらいしか思いつきませんでした。むろん、森蘭丸もいるけど。
 この中の章  蘭丸伝説の形勢  が気になります。

「輝くもの天より墜ち」 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア  期待度C
 資料が多かったせいもありますが、本サイトでのこの作家の紹介が一番長く、一番感傷的です。(笑)
 でも、そういうわりにはあまり読んでいない。どうしてかな。

「月蝕島の魔物」 田中芳樹  期待度B
 田中さんの新作って、何年ぶりだろう? 十代向けの冒険小説だと言っていますが、時代背景が面白い。19世紀半ばのイギリスですって。1857年から始まるこの物語って... 本サイトの表紙に出てくる年号です。
 たのむ、期待するから面白い本であってくれ。

 ブログに書きたいことがいろいろ思いつくのですが、文章がまとまらないうちに逃げて行ってしまう。
 記憶力と集中力の減退が悲しいなぁ...

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