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2008年4月の9件の記事

2008年4月27日 (日)

今週買った本(4/20~4/26)

  今週買った本
 
クマのプーさん Anniversary Edition E.H. シェパード&A.A. ミルン
クマのプーさん Anniversary Edition  はじめて読んでから何年経ったでしょうかね。
 初めてであった本が翻訳文学であったことは、愛書家となってしまったぼくにとって幸なのか不幸なのか。

 あ、何度も書いていますが、ぼくは某ネズミーランドにいるプーは好きじゃないんです。
 原理主義者じゃないけれど、この少し乾いた感じの英国オリジナルが好きです。
 
プー横丁にたった家 Anniversary Edition E.H. シェパード&A.A. ミルン
プー横丁にたった家 Anniversary Edition  前作を読んでからほぼ二年経ってから読んだように覚えています。
 クリストファー・ロビンの成長と同じぐらいかな。
 虚無的なイーヨーと、「プー棒投げ」。

 あの世界にはもう戻れないんですよ、みんな。

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2008年4月23日 (水)

柳家権太楼師匠

Yanagiyagontaro  録画していたNHKの落語番組「落語長講一席」(4/22放送分)を見たら、柳家権太楼(やなぎや・ごんたろう)師匠の噺でした。こちら、公式HPです。

 演目は「不動坊」。

 長屋に住む職人の利吉に、講釈師の不動坊のカミさんが嫁に来るというお話です。不動坊は旅先で不幸にあい、美人で気立てのいいカミさんが残されたのですが、遊び人のダンナの借金が残っている。
 ここで長屋の家主が、この長屋で一番真面目で金をしっかり貯めている利吉と一緒にさせてやれば、二人ともうまくいくんじゃないか、と思うんですよね。
 聞いた利吉は天にも昇るような大喜び。これをやっかんだ長屋の仲間が、あれこれと悪巧みを使用とする、と言うのが筋立てです。

 権太楼師匠は、こういうドタバタの話が実にうまいですねぇ。
 しぐさも名人だし。
 なんか、ほっとします。

 江戸文化とか当時の考え方への違和感と、現代文化との比較など、ネタ的にいろいろ思うところはあるんですけど、何も考えないほうが楽しい。

 実は、鐵太郎は落語のファンもやっているんですよ。
 我ながら、実にちゃらんぽらん。(笑)

 でも、どちらかというと、こういう笑いだけの噺より人情話のほうが好きかな?
 泣ける人情話は少ないし、演じきれる噺家も少ないんですけど、気に入った噺も多いですよ。
 意外な人が語った人情話に食い入って見たこともあるなぁ。
 今一番記憶にある人情話は
桂歌丸師匠の話だったりします。

 ちょっと前は圓楽師匠の噺が記憶にあったんですけどね、師匠の最後のころの高座、ご自分の限界を感じられたころの噺を聞いてしまってからは、名人上手の絶頂期の噺にその衰えた声の噺がかぶってしまい、ちょっとつらい。
 人は年を取るものですねぇ。

 下の写真は、日曜日に撮った磐梯山。春霞というか、黄砂というか、けぶっていますね。
 手前は、猪苗代湖です。
080421_2

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2008年4月20日 (日)

今週買った本(4/13~4/19)

 うーん、国際問題はやっぱり面倒だなぁ。
 結局善光寺は辞退か。まあ、それもしかたがない。安全第一ですもんね。

 とりあえず、世の中がみんな、
 「これが正義だ! これに従うのが人として正しい道だ!」
 と言いだすことになったら、疑ってしまう鐵太郎です。
 可哀想だから、という言葉で涙を絞るのはいいけれど、その言葉で世界が動いてはいけないと思いますよ。

 ちょうど、感想書いていた本に米西戦争のことがありました。
 あの人たち、可哀想だよね。助けようよ。ぼくたちの力で政府を動かそうよ。
 そう叫んだ新聞に踊らされ、アメリカはスペインに無意味な戦争を仕掛け、勝利しましたっけ。

 歴史は、面白いよね。

  今週買った本
 
乃木希典  福田和也
乃木希典 (文春文庫 ふ 12-6)  「山下奉文」を書いた福田和也氏の描いた乃木希典。
 行け行けドンドンの指揮官だけでいいのか、こんな不器用な、無私奉公しかできなかった木訥な男を見直してみようよ、というような書き方が、ちょっと気に入りました。
 
台湾沖航空戦―T攻撃部隊 陸海軍雷撃隊の死闘 神野正美
台湾沖航空戦―T攻撃部隊 陸海軍雷撃隊の死闘  台湾沖航空戦とは、太平洋戦争末期の戦闘です。
 じりじりと北上するアメリカ軍に押しまくられた日本の陸海軍が、各部隊の精鋭を引き抜いて必勝の特殊部隊を作り、暴風雨の中で乾坤一擲の攻撃を行った、壮大な戦果を上げるものになったはずの戦いです。
 現実には大失敗となったこの戦いを、60年後にどう見直したのか。
 不謹慎かも知れないけれど、ちょっと楽しみ。
 
空母「飛鷹」海戦記―「飛鷹」副長の見たマリアナ沖決戦  志柿謙吉
空母「飛鷹」海戦記―「飛鷹」副長の見たマリアナ沖決戦  「飛鷹(ひよう)」とは、日本海軍の航空母艦です。
 最初から軍艦として作られたものではなく、元々は商船、貨客船として建造されました。
 そういう、いわゆる「改造空母」ですから、最初から軍用船として作られた「正規空母」よりは性能は劣ります。
 しかし、半端物だったはずの「飛鷹」は、姉妹艦「隼鷹(じゅんよう)」とともに期待以上の働きをします。
 衆寡敵せず戦没しますが、この本はその奮戦記を描いたものです。

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2008年4月17日 (木)

桜咲く

会社の桜です。
山にあるので、平地より少し咲くのが遅いんですよね。

本当は、おととい撮った写真なんですけどね。
上げ損ねました。疲れているなぁ。
Sakura1
近寄って見ると、開いた枝と開かない枝がありました。
五分咲きぐらいですかね。
田舎の山にも春が来ましたよ。



これは、開いた枝。 
Sakura2

これは、まだまだ開かない枝
Sakura3

そういえば、山で杉の花粉を見たとの未確認情報あり。
山にも春が来ましたねぇ

画像のリンクを間違えたのでやり直し。アセアセ

うーん、あちこちで盛り上がっている某国際問題について、
ぼくなりにいくつか言いたいことはあったけど、
いまちょっと頭が痛いのでやめます。
ただ言えることは、意見を通すために暴力に訴えることは、
一見格好良いけど醜いな、ということ。
目的が正しければ何をしてもいいのか。
違うんじゃないの?

なによりも、こんな暴力に屈して予定変更とか、縮小とかしたら、
それこそ恥じゃないか。
日本の警察の治安維持、警備活動とは、あたかも何も起きなかったかのごとく
粛々と国民を守ることが理想ですよね。
やって見せて下さい。
何も起きなかったらそのときは、大成功なのです。
そのとき褒める人が誰もいなくても、ぼくは賛辞を捧げます。

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2008年4月13日 (日)

今週買った本(4/6~4/12)

  今週買った本
 
昭和史探索 5―一九二六-四五 半藤一利
昭和史探索 5―一九二六-四五 (5) (ちくま文庫 は 24-7)  昭和史の第五巻。一気に最後まで読むべきか、時間をかけて間を置いて読むべきか。
 
情と理 -カミソリ参謀回顧録- 上・下 後藤田正晴
情と理 -カミソリ参謀回顧録- 上 (講談社+α文庫)
情と理 -カミソリ参謀回顧録- 下 (講談社+α文庫)  佐々敦行氏が心酔していたという「カミソリ」後藤田氏の回顧録です。
 全く予断を持たずに、読む順番を待ちます。

 スパイマスター的なキャラクターとしてこの人を描いた本もありましたっけ。
 
山下奉文―昭和の悲劇 福田和也
山下奉文 ─ 昭和の悲劇 ─  山下奉文陸軍大将とは、太平洋戦争で勇名をはせた悲劇の名将。
 21世紀の今になって、この人をどのように評価するのか、ちょっと楽しみです。
 
SCARDOWN―軌道上の戦い― エリザベス・ベア
SCARDOWN―軌道上の戦い― [サイボーグ士官ジェニー・ケイシー2] (ハヤカワ文庫 SF ヘ 9-2 サイボーグ士官ジェニー・ケイシー 2)  サイボーグ戦士ジェニー・ケイシーの第二巻です。
 はて、面白そうだけどどうなのかな。
 全然読んでいない。(笑)
 
旅立つマリニア (ハヤカワ文庫 JA ク 1-120 グイン・サーガ 120)  栗本 薫
旅立つマリニア  グイン・サーガ 120  グイン・サーガ120です。
 栗本さんの闘病記があとがきに。この人もがんばっているねぇ。
 でも、グイン・サーガはあと何巻までだろう?

 絶筆はいやだなぁ。
 
昆虫女王 [宇宙英雄ローダン・シリーズ〈346〉] ダールトン&エーヴェルス
昆虫女王 [宇宙英雄ローダン・シリーズ〈346〉] (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-346 宇宙英雄ローダン・シリーズ 346)  ローダン第346巻。
 話がどう展開しているのか、さっぱりわからないなぁ。(笑)

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2008年4月 7日 (月)

フェンリルより迅速な解答あり

対応が早いですなぁ。
サポートとはかくあるべき。
素晴らしい。

お気に入りなどの設定保存先への
管理者権限(書き込みなどを行う権限)がなかったことが原因だと考えられます。

管理者権限のないアカウントの場合、
設定保存先への書き込みなどが行えないため、
お気に入りの保存ができません。

下記の手順により問題が改善される可能性がございます。
もしよろしければ、お試しいただけませんでしょうか?

[手順]--------------------------------------

1.Sleipnir インストーラーを起動させ、「セットアップの種類」場面まで進む。

2.「セットアップの種類」場面で、「カスタムインストール」を選択する。

3.「インストール先フォルダの選択」場面で管理者権限のあるフォルダを選択する。
  例)"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>" フォルダ など

4.インストーラーに従い、インストールを終了する。

5.上記 <手順 3> で指定したインストール先の Sleipnir を起動する。
 (※bin フォルダ内の Sleipnir.exe を直接実行してください。)
  例)"C:\Documents and Settings\< ユーザー名>\Sleipnir\bin\Sleipnir.exe" を実行

6.起動時に表示される「Sleipnir へようこそ」ダイアログの「設定の保存先:」で
 「プログラムフォルダ(マルチユーザー、管理者権限が必要)(*)推奨」を選択する。

7.[Sleipnir の開始]ボタンを押す。

------------------------------------------------

ご不明な点などございましたらご080407連絡ください。
何卒よろしくお願い申し上げます。

だそうな。
対応が早いことは認めるけど、設定のし直しってのはちょっとつらかった。
まあ、今まで気に入らなかったところをついでにいじれたんだけどね。

そうそう、右の写真は、プランターのすみでしつこく生きていたジャガイモ君。
がんばれ!(笑)

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2008年4月 6日 (日)

えいこら、この○○マ野郎め!

 やっちゃったのかな、フェンリルさん。
 Sleipnir2.70、おかしいよ?

 毎回お気に入りが消えるんだけどね? 変じゃない?
 会社のXP-professionalの方は問題なさそうなんだけど、自宅のXP-MedhiaCenterに入っている方は、終了時に毎回お気に入りが消えるよん?

 しかたないので、毎回起動時にインターネット・エクスプローラのお気に入りを呼び込んでいるんだけどね。

 さらに困ったことに、前のバージョンに戻せないみたい。さあ、困った。

不穏当な言葉を70%カット(当社比)しました。(笑)

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今週買った本(3/30~4/5)

  今週買った本
 
ルネサンスとは何であったのか 塩野七生
ルネサンスとは何だったのか  2001年に新潮社より出版された歴史エッセイの文庫化です。
 読んでいなかったんだなぁ。
 まあ、貧乏性なのでハードカバーはまず敬遠してしまうので、そのせいなのでしょうが。
 年と共に塩野さんの視点が変わっていくのですね。
 今読み直すと、「チェーザレ・・・」のころの塩野さんの視点の若いこと。

 ちょっと不思議なんですが、韓国でもこの方は人気なのだそうな。
 かの国の人の琴線に触れるところがあるのでしょうか

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2008年4月 5日 (土)

事故のまとめ。その他。

 さて、まず事故の経過報告。
 この前も書きましたが、なんとまあ前と同じ年式の車を見つけました。
 正確には、見つけてもらいました。同じ年数を使って、まだ4万キロしか走っていないというものです。ちょうど出物があり、店としても宣伝費や保管費・輸送費がかからない分だけ安く処理ができるらしい。ラッキー!
 これで数年乗って、それからもっとましな車にしようかな。
 でも、なるほどこの車、エンジンがおとなしいなぁ。年輩の方が使っていたのだそうで、同じような運転をしても、前のように振り回せません。良いことなのかどうなのか。(笑)

 柴崎閣下のお見舞いにすぐ返事ができませんでした。ごめんなさい。
 何しろ今日は会社の人の結婚式で、しかも車の処理などもありまして、どたんばたんでした。
 がんばりやさんだったのかはともかく、乱暴に転がしても元気に答えてくれましたよ、この坊や。
 この車へのイメージは、鐵太郎的には「やんちゃ坊や」なのです。スポーツマン的でも職人肌でもないし、どかんという爆発力もきっちりした正確さもないけど、ともかくこちらの無茶につきあってくれました。
 そんなおKurumaかげで、この車、本来カタログデータ上ではもっと燃費が高かったのですが、通算でこんな燃費になりました。
 意味のない統計が好きな鐵太郎による、意味のない統計です。
 クリックするとフルサイズになります。→

 じゃあね、さよなら、坊や。


 そうそう、そんなこんなで、今週更新できるんだろうか?? (おいおい)

 

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